見出し画像

5分で分かる課題解決に取り組むために知っておくべき2つのこと

課題とは何か?
この質問をされたらあなたは答えられますか?
課題とは、「あるべき姿/達成すべき目標」と「現在の姿」のギャップのことを言います。このあるべき姿と現在の姿の差を埋めることが、課題解決になります。
課題解決の方法は、大きく分けて2種類あります。

①出口戦略
こちらはよく用いられる方法です。
出口戦略は最終目標を基準にして逆に考えていき、最終目標に近い答えが最適解となります。
出口戦略の効果は、目標を絞り込める、無駄な工程を省くです。
(後述する入口戦略は解決までのステップが多く、課題に取り組むまでに時間がかかることが多いです。)

例えば、待ち合わせ場所に時間通りに着くためには最低でもこの時間のバスや電車に乗る必要があるなどです。こうすれば早く着きすぎてどうやって時間をつぶそうなど考えなくてもいいですね。
最近では大阪知事が出口戦略で大阪モデルを提示したことが挙げられますね。


②入口戦略
課題解決はあるべき姿と現在の姿とのギャップを埋めることと言いましたが、取り組んでいるとゴールがずれて、自分のゴールと目標としているゴールが異なることがあります。
この場合、何が問題だったのでしょうか?
例えば、会社でよくある議題「なぜ残業時間が多いのか」
これに対し、各個人が定時を意識していないからという定義で初めてしまうとどうなりますか?
おそらく定時のアナウンスをする、プレミアムフライデーを設定するなどが起こります。
果たしてこの結果、効果はあったでしょうか?

このように最初の課題定義がうまくいっていないと、見当違いのプロセスになります。
入口戦略がやるべきことは、まず課題設定をしっかり行うこと。
誰の視点での課題なのか?何が解決できれば課題解決になるのか。その課題を説明している表現は
具体的で明確であるか?定量化はできるか?
課題設定が行えたら次にやるべきは、メンバーとの認識共有です。
課題に取り組むのが複数人であるほど、課題の認識が異なると先に述べたように異なるゴールに向かってしまうことがあります。
それが行えたら課題を分解し、要因を特定し、方策を検討していきます。

これを行うことで議論が振出しに戻ることを防げます。


如何だったでしょうか?
時間を意識して素早く取り組むには出口戦略がいいでしょう。
根本問題を解決したい場合は入口戦略でしっかりと議論する必要があるのではないでしょうか?


Photographerをしています。会議や研修の風景などを写真に収めませんか?お気軽にお問い合わせください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?