猫が泣く日。

爆発的に泣きたい。
なのにその方法を知らなくて
涙の呼び水になればと思って泣ける映画を観た。
泣けたは泣けたけど、この涙じゃないな。
心の中の涙の出どころが違うんだよなぁ…って気付きを得ました。
無念。。。

昨日が誕生日で、その前後から爆発的に泣きたいと思っていた。
年齢を重ねるほど、経験値が手元に溢れるほど、誕生日に虚無を味わう羽目になっている。苦しい。

子供の頃から人が居るところでは泣けなくて
いつも部屋で全くの一人になってようやく泣いていた。
それはリアルタイムな感情を逃すことでもあるから
1人になっても泣けない事もよくあった。
でも猫がそばに来てくれた時は100％きちんと泣けたんだよなぁ。
猫の慈悲のおかげで私の感情の排出が成り立っていた。

誕生日。
もちろん多くはないがちゃんと友人達が毎年祝ってくれる。
私はちゃんと愛されてもいる。なのにまだ虚無を感じてしまう。
〈誕生日〉と、１年の内に１日だけ際立たせる事でますますその日が際立って苦しくなったりする。
私の存在意義が存在していないかのようで。

年齢を重ねることは精神的に落ち着きを手に入れられるし
その自動的な時間のシステムで解決される面に幾度もあやかっているけど
たった１日のその存在だけは爆発的に泣きたくなる。
どうして？

欲しいものはゆっくりでも手に入っているし
なんだかんだで運が良い自分も居るというのに。
自分の中の何と何が繋がっていないのだろう…

夏生まれなのに誕生日はいつも本当に体感としてもとても寒くて
どんなに暑い日でも体が冷えて仕方ないから
足湯をしたり、長時間湯船で過ごしていたりする。
今回もやっぱり寒くて仕方ない。
爆発的に泣きたい。泣けなくて苦しい。

苦しくて勢いで文章で言語化してみたけど
これもやっぱり泣くには及ばないね。

叫ぶくらい泣きたい。
誕生日おめでとうってどの部分がおめでとうなんだろうね？
他に言い方もないからテンプレート化している気もするし。
違う言い方でも私を説得して欲しいなって思ってしまった。

本当に、自分でも嫌になるけど
いつも誕生日周辺が一番精神的にコンディション崩してるかも。
みんな、ごめん。