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人に会いたくない。(店主なのに)

いいのか。
このタイトル。


私は週に3日間、自身がやっている雑貨屋をOPENさせている。

平日は人通りが少ない、田舎の商店街だ。

町おこしに力を入れている地域で、
私のような移住者が
開業したりイベントなどを催したりすることに寛容なため、
お祭りの時などは様々な人が各地から集まったり
地元メディアで取り上げられることも少なくない。

実際、昔ながらの商店やおしゃれな新店もあり、魅力的なお店が多い。

それでも平日となると、閑散とした印象が拭えないような場所で
お店を開けさせていただいている。


週三日とはいえ
商店街で商売をする店主が「人に会いたくない」なんてタイトルの文章、
書かない方が良いのだ。





お客さん来なくなるのだ。








ハム太郎なのだ。







脱線した。
申し訳ない。






でも書いちゃう私。
どうかしてるぜ。








週三日のお店OPENの曜日は
木・金・土


ふらっと立ち寄るには
とてもじゃないが
予定が合いにくい曜日に
敢えて設定している。


それ以外の曜日は主に制作日や休日に充てている。


あくまでメインは制作だ。


そんな営業スタイルなので、ほとんど来店客が来ない平日もある。



そうすると自ずと作業台に向かい、
黙々と作業モードになってしまう。

一旦作業モードに入ってしまうと
いざお客さんがやって来た時に



私は人見知りクソ野郎になってしまうのだ。



根が人見知りクソ野郎な自分は、
すぐさま接客モードにギアを入れ直すという訓練が
成されておらず、


曇った声で「・・いらっしゃいませぇ。」
と言い、



・・・・こちらは存在を消して作業しておりますのでどうぞごゆっくり店内をご覧くださいませああでも誤用がある際は何なりとお声がけください声かけにくい場所におりますがお客様の邪魔はしたしませんのでぐいぐいと接客も致しませんので気になるものがあった時のみあなたの背中をそっと押すような商品説明と接客をさせていただきます当店は最低限のミニマムな接客をするスタイルのお店でございます・・・・



という念を
お客様の脳内に直接送信している。














いや、きもいよ!!

と言うツッコミが聞こえてきても、何も言い返せない。







本当は他店の店主さんたちのようににこやかに、
自然と相手が心を開きやすい
気さくで、話しやすいような接客がしたいのだ。




実際にこの田舎の商店街は
地元民の常連客を多く抱えるお店さんや
新規のお客さんから常連さんになるような
気さくで話しやすい店主さんが点在しているおかげで

買い物と同時に店主さんと話に行く目的で
商店街に足を運ぶお客さんも多い印象だ。


長年商いをやっているお店の店主さんからは、
接客の仕方で学ぶことも多い。
おそらくご本人たちは無意識なのだが。



課題はこちらだ。




①人に会いたくないメンタルで
どう商売をやっていこうか。



②(自分が)人に会いたくないメンタル
      ↓
 (自分が)人に会いたいメンタル
に持っていくにはどうしたら良いか。


③無意識に自分の中にある他人に対する恐怖心を理解しコントロールしていく。




それぞれの解決につながるかわからない案をメモしてみる。




①→通販サイトを充実させ、そちらでの販売に力を入れる。

②→人を楽しませる接客を楽しむ。
接客を勉強し、自信をつける。
こういう店員が好きだな、という店員を演じてみる。
  接客しているふりをして人間観察を楽しむ。

③→私はなぜ他人が怖いのか。
 ・他人と接すると入ってくる情報量(服装、性格、状況、匂い、感情など)が多くて疲れるため。
 ・相手がどう思っているか、自分が余計なことを言ってしまわないかを考えながら話すのがめんどいしストレスになるため。
 ・そんな中で自分が頑張って接客や会話をした時に、相手の反応が思わしくないものだった時に凹んでしまうため。






・・・書き出してみてわかった。





思っている以上に他人が苦手だったーーー!!^^





過去のバイト経験はほとんどが接客業だったので、
接客自体の仕事は嫌いではないのだ。

なのでイベント出店時の売上は結構ちゃんと出る。


接客スイッチを入れて仕事するのは何の問題もないし、
接客の仕事自体も楽しめる。



制作作業スイッチ→接客スイッチ への
切り替えができないことがストレスだったのだ。


うまく切り替えができるようになる方法、
もしくは切り替えをせずに仕事を進められる方法を
模索していきたい;;

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