頭の中の情報を伝える難しさ
10月からプログラミングを学ぶ学校へ半年間通うことになり、今日が初日授業です。
一発目はそれぞれの情報を照らし合わせ正解を導き出すグループワーク。
結論、ものすごく難しかった。
3チームありましたが、私のチームだけが正解にたどり着けませんでした。
なぜ初日の授業でグループワークをするのか
エンジニアの仕事として頭の中の情報を照らし合わせ、一つの完成にもっていくという工程があります。
情報が頭の中にしかないものを議論する難しさ。
自分の持っている情報や伝えたいことを自分の中でまとめ、聞き手に理解しやすいように伝える技術。
これらを最初に経験しておくことで、今後プログラミングの制作課題をスムーズに行えるようにするため。
また、初対面の方々と今後半年一緒に過ごす中での交流の場として多いに役立ちました。
【課題】
それぞれ情報が書かれたカードが配られ、自分の情報を口頭のみで伝え、グループで地図を作成する。
※他人のカードを見たり、他人に渡す、見せることは禁止。
※情報をメモして一覧表して作成するも禁止。
※図を描くのはOK
1人あたり5枚のカードが配られ、5人チームなので計25個の情報を照らし合わせ、ひとつの地図を作成していく。
グループワーク:敗因と対策
1.手順の失敗
私たちのチームは1人の情報でわかるだけの地図を描きながら、その付随の情報がある人が次々地図に描き加えるという方法を取りました。
そうすれば、おのずと地図が出来上がるのではないかと考えて。
だけど、誰がどんな情報を持っているかわからず、後から出てきた情報に辻褄が合わないところが何回も出てきました。
その度に描き直す、という感じでやっていたのでなかなか答えにたどりつけず時間がどんどん過ぎていきました。
=対策=
情報が沢山ある中で、次々情報を足していってもわけがわからなくなるだけでした。
自分の持っている情報をまずは自分の中で整理しわかりやすくしてから情報開示したほうが、聞き手も理解しやすかったのではないかと反省です。
2.発想力の欠如
何度情報を照らし合わせても、一向に辻褄が合いませんでした。
その原因は、Aという建物がひとつであるという先入観があったため。
実はAは地図上には2つあり、そこに最後まで気づけなかったので自分たちの地図は正解までたどりつくことが出来なかった。
=対策=
辻褄が合わない場合は発想を変えてみることも重要。
特に思い込みは厳禁。
その他気づいたこと.情報の後出し
ある引っ込み思案の子が、最後の方で今まで全く出てなかった情報を突然出してきました。
この情報でさらに混乱しわからなくなりました。
=対策=
相手の性格も考慮しながら話を進める配慮や努力が足りなかったと感じました。誰もが自発的にどんどん意見を言うわけではないということの認識が甘かったです。
また、情報の後出しは全員にとって不利なので、情報の開示は適度にすること、思った時や疑問がある場合はその時に言った方が混乱を避けられると思いました。
グループワークを通じて感じたこと
私は学生時代積極的に発言するタイプではありませんでした。
間違って恥をかくのが嫌いな典型的な日本人です。
社会人になってからも発言しなければいけないような場面はあまりなく、他者の意見に異議なし状態が続いていました。
しかし今回グループワークをしてみて、積極的な発言は思考を動かすキッカケになり、間違ってもそれが恥ではなく自分にとって気づきになると学びました。
そしてひとつの発言がキッカケになり次のアイデアに発展する可能性も秘めているので、進んで発言すべきと思いました。
まだまだ発言する時に少しひよってしまいがちですが、訓練と思って自分の意見を主張する度胸をつけたいと思います。
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