焦らないー11月16日

重なった締切をコントロールできないまま降参。泣く泣く編集者に電話して延長の相談。締切を伸ばしてもらい、ホッとしつつ罪悪感。

泣いたって叫んだって走るように書けるわけでなし。延ばしてもらった時間を大切にがんばりましょう。ある先生にいわれた言葉がある。

原稿は一晩でも寝かせなさい。その間に自分も寝なさい。

気持ちが急くときほど寝かせる必要があるのでしょう。

せっかくの地元暮らし、周りが見えなくなるハイペースは禁物。 夕暮れ、暗くなりかけたまちで温かい言葉をかけられました。焦らず、ゆっくり行きましょう。

原稿を忘れるほど寝かせちゃダメなんだよと、先生は笑いながら諭された。たしか、足掛け三年かかった原稿で参っているときだった。当時のわたしは、三年かかっても平気の平左。先生は黙ってハラハラしていらした。

お守りみたいな言葉をかけてくださった先生はお元気かしら? いつかまたお会いできる日が来たら、お礼を伝えたい☆

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