節分ガレージ準備中
夜は雪予報が出ていた日の遅い午後でした買い物から帰ってくると、自宅近くの路上になにかが寝ている
ん? 世にいうイヤイヤ期の2歳児かしらん? 雪になりそうな凍てつく道路に仰向けにねっ転がるとは、風邪でもひいたら大変だわと思いながら近づくと、恵方巻きのように横になっていた男の子がニヤリと笑いながら手を振っていました
あー疲れちゃったよお
へ? 君はなに? 寒くないの?
よく見ると見たことがある顔でした たしか中学生になったはず イヤイヤ期のねっ転がりはこの年齢でもあるのかとママになったことがないわたしはびっくり
ごろんごろんのままではほんとうに冷えてしまうので、急いで家からクッキーをいくつか掴んできて渡すと、ヤツは立ち上がりまたニヤリ
あー疲れちゃったよう
まだ言ってる なんだかわからないけれど、彼のことばはコロナ疲れのように聞こえました
イヤイヤ期の2歳児とも、失ったキャンパスライフをオンラインと地域の体験で埋めようと頑張る大学生ともちがう ローティーン期のしんどさが伝わってくるようでした
わたしはまちのおばさんですけれど、自宅の空きガレージで節分におしるこでもお裾分けしようかと考えています コロナ禍の折、ほんの短時間のミニ行事です
寒いし、コロナでさびしいし、春が待ち遠しい気持ちは家族をこえてみな同じ 疫病退散の願いも同じ
お餅とお豆は、子どもさんにはちょっと危ないのでやめといて、具はなんにもなしのプレーンなおしるこを作るつもりです
それにしても、季節の行事はちっぽけな家族の単位を越えさせる力をもつんだと教わった今日このごろでした⭐︎
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