見出し画像

SOUND DIG SELECT 009 23-09~10

最近聴いた音楽のマイベストを60分カセットテープに収録するというコンセプトのSpotifyプレイリスト♪ だいぶ遅れての更新になりましたが、2023年9月~10月のセレクトです。

【A面】1~7 【B面】8~15 【歌あり】2, 4, 5, 7, 11, 13, 14

今回は有機的なモチーフで描いてみました

コメント

Why Kai - Futuma

鳥の声を模したアナログっぽいシンセ音に繰り返される旋律。サウンドが心地良い。クラブミュージックとジャズをバックグラウンドに持つ Kai von der Lippe によるバンドプロジェクトとのこと。インタビューがあったので読んでみたら、近年最も聴いたアルバムにFloting Pointの「Clash」を挙げていて、聴いてみたら近いタイプのサウンドでこちらも良かったです。

¡BangBang Watergun! - disperse

ノルウェーから5人組のジャズ・ロックバンド。モワモワしたベースとドラムが絶妙にうねりながら突き進む浮遊感のあるグルーヴが良い!アルバムとしては落ち着いた雰囲気の曲が多め。めっちゃ気に入ったので今回2曲セレクトしました。

Japanese Television - Space Fruit Vineyard Gabe Gurnsey Remix

ロンドンのサイケデリック・ロックバンドの楽曲のダンスミックス。シンプルでストレートなタイプのサウンドで格好いいです。元のバンドの方はオリエンタルな雰囲気の泥臭い70sサイケサウンドでこちらも面白い。ライブ映像をみると大正琴を使ってますね。

ちなみに原曲は何度聴き比べても同じ曲とは思えない…w

Tapir! - On A Grassy Knoll (We'll Bow Together)

ロンドンのフォークバンド。ギターのイントロから歌が入り、伴奏が加わったときのハーモニーとコーラスが美しく引き込まれる。現在リリースしているEPは3部作で、最終的にフルアルバムにまとめるとのこと。曲によって楽器編成も変化し、物語を軸にしたコンセプチュアルなアルバムになるみたいで完結が楽しみです。個人的に The state51 Conspiracy(Youtube チャンネル)のライブ動画がおすすめ。(高音域多めのミキシングでボーカルの嗄れた声が良い雰囲気)

Veslemøy Narvesen - Sink

ノルウェーのジャズドラマー。繰り返される歌の旋律に程よいインプロが入る落ち着いた雰囲気のトラック。

Bend the Future - Jemlematür

フランスのプログレ・バンド。イントロの溶けて染み込む様なシンセフレーズが良いです。

a.P.A.t.T、Dyasono - It Keeps Going

以前のプレイリストでセレクトしたUltraphaunaのメンバーをたどって見つけたリバプールのアヴァン・ロックバンド。ポップ寄りな曲をセレクトしましたが、バンド自体はチェンバーロック、シンセポップからインプロ、ヘンテコな曲まで色んな要素を盛り込んだごった煮サウンド。面白い。

Plaid - C.A.

音の質感が良い感じ。エド・ハンドリーとアンディ・ターナーによるユニット。ワープ・レコーズ系のミュージシャンなんですね。この周辺はあまり聴いてこなかったので聴いてみないとかな。

Peter Brewis - Blowdry Colossus

ドライヤーっぽいモーターの回転音にウニョウニョしたシンセが入る。全体的にキャッチーなシンセミュージックアルバム。楽しい♪

Kyle Gann - Echoes of Nothing: II. Something

久々にSYZYGYSを聴きたくなり、聴いてたら関連に出てきて良かったので。変則チューニングのピアノ曲。純正律を基準にオクターブを30分割した音階で構成されているとのこと。SYZYGYSはハリー・パーチの43微分音階を使っているので、同じではないけど雰囲気は近いかな。細かすぎて違いがわからないだけかもしれない。アルペジオの下で鳴っているメロディーが楽しくて好みです。

JUNO - Catering Queen

ノルウェーのジャズ・ロック(ポップ)バンド。シンプルな楽器編成だけど楽曲はなかなか複雑でキャッチーさがよいバランス。

LeftLeft - Zooki’s Return

8-9月のプレイリストで入れたOrbury Commomのトラックのリミックスを出掛けたLeftLeft。揺らぐような声と鉄製の容器を叩いたようなパーカッションの音が心地よい。

Moondog, Ghost Train Orchestra - Why Spend a Dark Night with You?

盲目のストリートミュージシャン、ムーンドック(ルイス・トーマス・ハーディン)の楽曲の室内楽オーケストラと弦楽カルテットによる演奏。

原曲が収録されているMoondog 2は未聴だったので聴いてみたら、リマスター版で音質が良いのも相まって滅茶良かったです。昔聴いたのはザラザラした録音だった記憶だったので(ストリートミュージシャンだし、元々素朴なサウンドなので音質が悪いのは逆に味わいがあるともいえるけど…

¡BangBang Watergun! - white gold

¡BangBang Watergun! セレクト2曲目。しっとり系。良いです♪

Of The Trees - The Owl Song

ジャケット可愛いです。題名通りフクロウの囀りっぽいシンセ、ミドルテンポの漂うようなトラップミュージック。このシングルの前のEP二枚(The Tale of Elegos、Tanglewood)も同じ森の雰囲気が漂う感じでお勧めです。

あとがき・近況

ということで9月~10月のプレイリストでした。静かな曲が多めかな。近況としては1月は創作サークルmegamittzとして東京ゲームダンジョン4に出展してました。2日連続の出展だったら空き時間に色々見て回れるかなと思ったけど、いつも通りの感じで他のブースはほとんど見れず。昔から役割がある場合に程よく適当に楽しむというのができないタイプなので、説明とチラシ配りに徹してしまう。2日目の夕方は流石に体力が切れて少し座って休憩、帰ってからはキャンプとかに一週間行った位の疲労感が。

とはいえ、やはりイベント楽しいです♪お客さんが楽しそうにプレイしているのを見れるのは嬉しい。前回参加したときは一部マウス操作が必要な部分があり、そのシーンで操作説明が必要だったけど、今回はコントローラーで完結するようにしたのでほぼ説明無しでプレイしてもらえたかなと思います。その結果、ゲーム自体のバランスなどの統計的な感触も確認できて参考になりました。

当日のレポートはサークルメンバーのノラさんがレポ記事を書いているのでそちらをみてみてね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?