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最近聴いた台湾の音楽

こんにちは夕多丸です。普段は絵を描いたりDTMをしたりしてます。
アヴァンギャルド、プログレ、電子音楽、ゲームミュージック、チェコの音楽など、変わった楽器や面白い音が好きで広範囲に色々聴きます。

Spotifyの公開用のプレイリストを作ってみました。10月は台湾のバンドを色々探して聴いたので、台湾のバンド特集。60分カセットテープに収録するリストというコンセプトで、カバー画像もカセットケースのサイズで描いてみました♪

歌とインスト曲が半々。歌ものはトラック「2,3,6、7、9、12」

台湾をイメージして描いてみました

■ Dark Paradise Records 派樂黛唱片, Oberka

台湾の音楽に興味を持ったのは Dark Paradise Records 派樂黛唱片という台湾の電子音楽系レーベルのコンピレーションアルバムを聴いたのが切っ掛けでした。現時点で7枚出ていて、アートワークが格好いいです。毎回コンセプトがあるのかな。「派樂黛J7 白蛇鑽」、「派樂黛I6-皇室白鯨」、「派樂黛F1-哲人之石」の三作がポップ、アンビエントから前衛っぽい曲まで、サウンドに幅があって好み。プレイリストでは所属アーティスト Oberka の歌とインスト曲で2曲選びました。インスト曲の King of Bhangra は絵とクレイアニメを組み合わせたPVが楽しい。

■ 百合花

お気に入りのバンド。現時点で2枚のオリジナルアルバムを出していて、選んだのは「不是路」に収録されている「掠猴之歌」という曲。ほのぼの雰囲気で始まって1:25辺りから曲展開が好み。このアルバム、どの曲もめっちゃ良いのでお勧めです。プログレっぽい展開から伝統音楽まで曲の構成やスタイルが富んでいて飽きない。

■ Mong Tong

サイケデリック・電子音楽・ニューエイジとかその辺りのサウンド。個人的に「Corps of Light」というアルバムがアートワーク含めて好きだけど、ゆったり暗い雰囲気なので、リストにはシングル曲の「Minyo Pop」を入れました。ベースが前面にでて格好いサウンドです。最初は「怨嗟嘆 - 滾石40 滾石撞樂隊 40團拚經典」というカヴァー曲にしようかなと思ってたけど、原曲を聴いたら原曲のソリッド感が気に入ったので続けてリストに入れました。Mong Tongは台湾の変なスポットをコンセプトにした動画+音楽+本のプロジェクトなど、活動そのものが興味深いです、

日本語のインタビュー記事があって面白かった。

■ 三牲獻藝(Sam-seng-hiàn-gē)

デジタル×民族音楽という感じのサウンドで好きなやつ。アルバムどれも良いです。ジャケットも好み。プレイリストの1曲目はアルバム「中壇元帥」から。動画は「家將」の一曲目です。プレイリスト最後の「金丹」は途中でちょくちょく登場する日本語が脱力感を誘うコミカルな曲。「PAGUI打鬼」という1950年代の台湾を舞台にしたゲームの楽曲の様だけど、どんなシーンで流れるのか想像できない…。歌詞が気になって調べてみたら、生命って感じ内容で思いのほか良い歌詞でした。「キラキラ ピカピカ 猫がいると思いますー」聴いてると癖になる曲でリピートしてます。PAGUI打鬼は、サイレンとかクーロンズゲートとか民族学ホラーテイストで面白そうなのでちょっと遊んでみたい。

■ A Root 同根生

なんとなくEテレとかで流れそうな、そういう雰囲気のバンド。メンバーの一人が金属製のポータブルパイプオルガンみたいな見た目の笙を弾いていて興味深い。笙というと雅楽とかで使われる竹製のイメージでした。公式の関連動画で子供に演奏を教えている場面とかがあったので、意外とポピュラーな楽器なのかも。

#音楽 #Spotify #インディーズバンド #プレイリスト #台湾  #民族音楽 #イラスト

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