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『図書館の大魔術師』

久しぶりのブックレビューです。

今日は趣向を変えて、漫画!そう、私は印刷物中毒なのだ、漫画も相当読みまする。

その中でも最近のピカイチと言いたいのが目下講談社のGoodアフタヌーンで連載中の『図書館の大魔術師』(注:図書館、はくにがまえに書、という漢字で1文字になっている)。ジャンルはファンタジーかな?

舞台は中世風の異世界。ニガヨモギの使者という厄災を大魔術師が撃退した後に勃発した民族大戦の後、英雄によって平和が訪れた世界。そこでは「書を護ること、それ即ち世界を護ること也」との言葉のもとにアフツァック中央図書館にて司書が魔術書を含めたすべての書を集め、管理している。その超難関の司書試験に辺境の村で生まれた混血の少年が挑む、、、

というのがまあざっとさわりなんだけど、絵はきれいだし、演出は映画のようだし、主人公も他の登場人物も魅力的だし、そして話が進むにつれてもろもろの謎が深まるストーリーの面白さ、どれをとっても極上で私好み。本好きにはたまらないんじゃないのかな。

近ごろは異世界といえば現代から転生した系が多くてまさに玉石混交だけど、これは純粋に異世界オンリーのファンタジー。ファンタジーファンの方には強くお勧めできるシリーズだ。

現在、4巻まで刊行中。続きが出るのが楽しみすぎるぅ!

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