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喫茶と散歩『きっさんぽ』Vol.4パンとスープ、一期一会のモーニング

高円寺周辺在住の人に特に朗報。

高円寺のあの人気喫茶店が、
実はモーニングを初めていた事、知っていましたか?

そのお店の名は『旅する喫茶』

私が愛してやまない喫茶店。
通い続けて早2年、お店も今年の3月9日で
3周年を迎えた旅する喫茶が、昨年12月から
毎週日曜日、朝8時半から11時の
たった2時間半だけ食べられる
一期一会のモーニング
を始めていました!

朝ごはん、朝の過ごし方の善し悪しで意外とその日1日のモチベも変わるもの。

メイクや髪のセットが上手く行けば、気分上がりませんか?

今日はそんな一日のスタートが幸せになる素敵なモーニングをご紹介!

なぜ朗報か、その理由はモーニングのおいしさと共にこの後で。


1.朝という特別な時間

高円寺の日曜日の朝は一週間の中で特に静か。

駅前のPAL商店街


日曜朝の駅前、人通りも少なめ

平日は通勤通学で足早に人々が行き交う駅も
昼間は若者で賑わう古着屋が軒を連ねる商店街も人通りはまばら。
少し離れていても総武線が乗り入れる音が聞こえてきます。

夜の雑多な喧騒はなく、深夜、駅前ロータリーで若者がギターを弾いている夜が長い高円寺も、柔らかな朝陽に照らされ街の空気は澄んでいます。

聞こえるのはギターの音ではなく、早起きの鳥の声や、朝の散歩をする楽しそうな犬の声。


街や人が目覚める前の特別な時間、それが朝。


そんな朝
「もうちょっと私と一緒にいようよ」
という布団をあしらって早起きをすると得られる幸せが。

それが『喫茶店のモーニング』

朝ごはん、何を食べ、どこでどう過ごすか。

『早起きは三文の徳』と昔から言うように

朝の時間を幸せに過ごすと一日が気分良く過ごせることが多い気がします。

そして愛する喫茶店のモーニングを食べに今週も少しだけ早起き。

お店の入口のラックボードには手書きのメニューか。心が静かに踊ります。

今週のメニューが書かれた黒板

2.旅する喫茶の朝、昼、晩

以前の月替わりカレーの私が好きなポークビンダルーカレー

旅する喫茶といえば地方の食材を使った四季折々のカレーやクリームソーダ、最近は月曜限定のパフェも人気の喫茶店。

土日であればお昼の整理券は10分で売り切れることもしばしば。

そんな旅する喫茶、朝・昼・夜でその表情が全く違うのです。

お昼、クリームソーダをいただく※写真は5月の藤のクリームソーダ

〇お昼
おいしいカレーとフォトジェニックなクリームソーダを求めて休日を満喫する女性達やカップルが多く、隠れ家な喫茶店も明るく賑わってくる。

バータイムとなる夜喫茶

〇夜
20時からは『夜喫茶』となりバータイムへ。
マスターが味わった地方のお酒など、
その時々のお酒やオリジナルカクテルなども提供される。

店内の灯りは落とされ、キャンドルや間接照明が雰囲気を演出。
カップルやご夫婦の他にも男性のお一人様もだんだんと増え、中にはマスターの知り合いや常連さんもちらほら。お仕事終わりだろうか中にはスーツ姿の人も。

〇朝
そして日曜日の朝、すりガラスの窓からにじむ光も淡く明るく柔らかい。
スポーツウェアを着た若者や、ラフな格好のご婦人などが訪れ、賑わう日中とは違い、ゆったりした穏やかな時間が流れます。

日中の人気店は混みあうことも多いですが、朝のこの時間、ゆったりしたい人には特におすすめです。


3.一期一会のモーニング

旅する喫茶のモーニング、その特徴は毎週内容が変わるというところ。
つまり、毎週一期一会のお楽しみ。
メニューを見るまでワクワク、ドキドキ!

モーニングの構成は
・お好きなドリンク1杯
・パン
・スープ
・ゆでたまご※セット
・デザート

価格は1000円

モーニングでも地方の食の良さや旬を感じられるのが旅する喫茶らしさだなと思います。

今週は
・食パン(生 or トースト選べる)
・旬のスープ ブロッコリーのポタージュ
・ゆでたまご
・いちご

ドリンクは今週のコーヒーをチョイス。

パンは「サクッ」とかじると、鼻先から小麦の香りがふわっと香る。
スープはブロッコリーの甘さが風味がしっかり感じられ、温かいスープがお寝坊さんな胃を優しくゆっくり起こしてくれます。

デザートは先日のアオハタコラボのパフェイベントで提供した、くちどけフローズンのいちご。この日は3月17日。
ちょっと遅めのホワイトデーな気分で内心ニヤける。

今週のコーヒーは中煎り。
ふんわり軽い口当たりが春先の暖かさのような感じです。

ちなみにコーヒー以外にほうじ茶等もあるので
コーヒー苦手だよ、、、
って人にも楽しめる内容になっています。

参考までにこれまでのモーニングの遍歴を載せておきます。

これまでは
・ミネストローネとトーストにハニークリームチーズのディップ(写真左下)
・鯛めしと、あん餅雑煮(マスターの地元、香川県セット)(写真右)
・クロックムッシュと、サツマイモのスープ
・デザートはいちご(とちおとめ)(写真左上)

など

あんこが苦手な私でもおいしく食べられた、あん餅雑煮は個人的に大好き。
嫌いなものでもおいしく作ってもらえれば食べられることもあるんだと実感したのもおいしい記憶。


4.旅する喫茶の楽しみ方は無限大

バー、喫茶、モーニング、パフェ
一つのお店ですべてやっているところはあまりないのでは、と思います。

実はパフェも、モーニングも、スタッフの発案で「やってみよう」と試験的に始まったもの。

私も足しげく通うお客の一人なのですが、どうして通ってしまうのでしょうか。

私は他にも行きつけの喫茶店があり、そこも含めいろいろ考えた結果
お店のスタッフの方の心意気が作り出す雰囲気が好きなんだと思います。

お店で過ごす中で印象的なのが会話。

カレーもパフェもモーニングも、食べたお客さんは自分も含め「おいしかったです」と伝えスタッフさんと共に笑顔になることが多いなぁと思うのです。

他にも、ラストオーダーをうかがう時にスタッフの方が二言三言、言葉を交わし、お客さんと笑い合ったり、バータイムではカウンターでお客さんと話しながら調理したり。

モーニングもパフェも通常喫茶もバーも、地方の食とお客さんを笑顔でつないでいます。


旅する喫茶、実は現在週7営業。

  • おやつ時から深夜まで月替わりの特別なパフェを楽しめる月曜日

  • 四季折々のカレーやクリームソーダを楽しめる火曜~日曜の喫茶時間

  • 週の後半、不定期で営業される夜のバータイム

  • ゆったりした朝、一期一会のモーニングが味わえる日曜の午前中

楽しみ方は無限大です。


常に静かに楽しくチャレンジを続ける旅する喫茶

あなたのお気に入りはどの時間帯ですか?

もちろん、私は全部です。

それではまた次回!


旅する喫茶の公式インスタグラムはコチラ






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