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【しめきりました*感謝】「ふみぐら小品」ご予約受付のおしらせ #寄せ文庫

ふみぐら社さん応援企画「#寄せ文庫」にたくさんのご参加をいただきました。Many thanks!!(ふみぐらさんの真似

たなかともこ@みかんせい人さんがアメリカから呼びかけた「#花束郵便」は、大きな花束となって空を飛び、信州のふみぐらさんまで届いたようです。(深呼吸のたびにいろんな花の香りがふみぐらさんを満たしてるのかな〜)

「寄せ文庫」も製本に向けて着々と編集が進んでます。途中経過をお知らせしますね。


まず、挿絵チームに嘉晶さんが加わってくれました。8名だったスタッフが総勢9名に。こんな感じです。

0713スタッフ9名紹介

ふみぐらにゃんを囲む面々。密がすごい。


本の中には、選ばれし「推しふみ」作品が54編と、それに寄せられた感想文、挿絵がそれぞれ入ります。目次だけで4ページ。全部でいったい何ページあるかというと、

272ページ、です。

背幅1.4センチ強。

ちいさいお子さんがいるご家庭でお馴染みのジョイントマットぐらいの厚みです。

イラスト

(ググって見つけたLOHACOさんの画像より。商品はリンク切れ)

どうせなら分厚い本にしましょうよ。畑仕事で鍛えたふみぐらさんの手に余るぐらい重みのある本。

企画募集時に呼びかけた言葉が形になります。愛の結集。


この厚い文庫本を、やさしく包むカバーデザインが仕上がりました。

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こげちゃ丸さんの作品です。
(よーく見ると3つの漢字から成り立っています。0からこういうデザインを思いつくのすごい!)

本のタイトルはスタッフみんなで案を出し合い、票を集めた「ふみぐら小品」に決定。夏目漱石の「永日小品」からイメージしたものです。

小品(しょうひん)にはこんな意味があるそうで。

※小品文…1905年(明治38)ごろから10年代にかけて文壇に流行した散文の一形態。原稿紙1、2枚程度のものから、長くても十数枚の短文章で、もと新聞・雑誌の投書文芸の一種として行われ、叙情文、感想文などが主流をなしていた。
「コトバンク」より)


文庫本のカバー裏には紹介文が入ってますよね。「ふみぐら小品」の紹介文はサトウカエデさんが書いてくれました。全文公開します。

”もっとみんなで「わからない」を眺めたり愛でたりできたらいいのに”
雨の日比谷公園の小人、泡だらけのライオン、雨どいに詰まる猫。日常の破れ目をそっと覗いて見えるものたち――そこにあるのは、小さな、ささやかだけれど大事なこと。ふかふかの土にヤギが食む草が揺れる、複雑と単純の向こう側にある景色。
人とことばと土を耕して生きる「ふみぐらさん」こと、Yunde Ippei氏の54編の随筆・小説に、6人のイラストレーターによる挿絵と58人から寄せられた言葉を添えて。凪のときも嵐のときも風に漂うことばに触れる、ここだけの一冊。

(……美しい。もはや1編の抒情詩)


挿絵チーム6名のイラストも集結しました。

イラスト

任意で抜粋したヤギ3連作。
54枚の絵が作品タイトルに寄り添います。


編集作業はいよいよ大詰め。入稿は来週末、完成本は月末に届く予定。8月上旬にふみぐらさんの元へ届けることができるよう、みんなで動いています。

たくさんの人の愛から生まれる「ふみぐら小品」を、希望される方にも手に取っていただきたい。期間限定で予約できる場を設けました。

詳細です。

・ご予約受付:7月18日(日)まで
・ご予約方法:BOOTHサイトへのお申し込み(日本国内限定・pixie IDのご登録が必要です)
・価格:1冊680円(送料込み)
・発送時期:8月上旬予定

*7月19日以降はご予約いただけなくなりますので、ご注意ください。
*海外への発送を希望される方へは、本体価格(1冊500円)+送料にてお送りします。7月18日(日本時間)までに猫野サラのTwitterへDMください。

印刷冊数はご予約数に応じて決定させていただきますね。55人もの方から多額のサポートをいただいたおかげで、ご予約の見込みをもってどうやら無理なく美しく、寄せ文庫が完成しそうです。

みなさんの大きな愛に心より感謝を込めて。

猫野サラ

最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。