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そっちじゃねえ案件

やさぐれます。

これ本当にあるあるだと思うんですけど、「寝転んで書いたような記事がめっちゃ読まれる」現象をなんと呼ぶんでしょうね。

無欲の勝利、という言葉がありますが、読まれて嬉しい場合はそれでいいんだけども、読まれても嬉しくないときは「勝利」ではない。

「読まれて嬉しくないことってある?」と疑問に思った方。まったく嬉しくないわけではないのです。ただ、それよりももっと読んでほしい記事がほかにある。私の場合はマンガです。もし仮に、コツコツ1ヶ月かけて描いたマンガAよりも、1時間でささっと描いたマンガBのほうがうんと読まれたら、ものすご〜く複雑な気持ちになります。

Bがにくい。自分で描いたんだけど、ちょっと腹立つ。たった1時間でポンと生まれたくせに。キミがそんなに読まれても私は嬉しくないんですよ。Aに場所を譲ってやってよ。かわいそうに、Aがしょんぼりしてるじゃない。完成まで1ヶ月もかかったのに……!

そうしてやきもきしている間にも、Bはどんどん読者を増やし、Aとの差は開く一方。もっと読まれたいAがちっとも読まれないのは、私の強欲が敗因かしらん。

まあ、記事を書いた側の熱意は読者にはまったく関係ないけどね。目の前に出されたものを読むか読まないかはその人が決めることだから。公開のボタンを押したあとに自分ができる工夫ってほとんどない。いくらXでシェアしたり、マンガAを紹介する記事を別に書いたりしても、読まれないときは読まれない。その裏でBだけが口コミで勝手にどんどん広がっていく。

1ヶ月もかかったAがあまりにも不憫で……

貼っときます。


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最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。