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「#noteフェス」セッションのゲストってどんな人?(3)小泉文明さん✖️中川悠介さん

みなさん、こんにちは。暑い日が続いていますね。
イカ焼きも花火も盆踊りもない今年の夏。さみしい思いをしていませんか?

noteにはお祭りがあります。開催まで3週間にせまった「noteフェス」。
note クリエイターフェスティバルです!

4日間に渡って繰り広げられるオンライントークセッション。ゲストが二人ずつペアになり、約1時間の対談を行います。

視聴するまえにゲストのことをもっと知りたい。そんな私の思いから、各セッションにスポットをあて、お二人のプロフィールや活動内容を紹介しています。

今日取り上げるセッションはこちら。

鹿島アントラーズ社長の小泉文明さんと、アソビシステム代表の中川悠介さん。
おひとりずつ、紹介させていただきます。


小泉文明さん

創成期のBASEなどで社外役員を務め、ミクシイの取締役執行役員を経て、現在メルカリの会長と鹿島アントラーズの社長を兼任されている小泉さん。

ものすごい経歴ですね。メルカリには私もお世話になっています。

長年、鹿島アントラーズのサポーターをされていた小泉さんが、ついに社長に就任されたお話が、たぶんかなり感動的なんじゃないかなあと思うのですが、すみません、私、サッカーのことぜんぜん知らないんです。(野球なら、阪神タイガースのスタメン選手の背番号と名前ぐらいは言えるんですけど)

鹿島アントラーズにかける小泉さんの情熱は、こちらのnoteで感じ取ってください。


私はメルカリのほうを調べてみました。

2018年のインタビュー記事です。

社員10数名の初期から社内の中核にいた小泉さん。(現在の社員数はなんと、1800人以上!)

メルカリのデビュー当時、渡辺直美さんが「はじめ人間ギャートルズ」のキャラクターみたいな格好で、服を売るとか買うとか言ってるCMがありましたよね。
あれ、なんのことだかよくわからなかった。やけに流れてました、あのシリーズ。

マーケットプレイスという特性上、顧客が集まるほど活気づく。まずは集客をするため、CMや人材確保への初期投資は惜しまなかったそうです。

2016年6月期に初めて黒字化するまでは、ずっと赤字状態で攻め続けてきたわけです。お客様から手数料をいただくようになったのもリリースから1年以上経った2014年10月からですし、それまで大きな収益はなかったと言えます。なかなかそこまでのリスクを取れる会社は他にないでしょう(笑)。けれども、僕らはこの市場では1社しか生き残れないと知っていた。だからこそしっかりそういった布石を打ってこられたのだと思います。

これが当たって、一人勝ちをしたメルカリ。個人間での売り買いという新たな経済観念が、私たちの間にすっかり浸透、定着しました。しかしそれにあぐらをかくのではなく、常に変化し続けたいと小泉さんはおっしゃっています。

5年先……もしかしたらスマホはもう廃れているかもしれないし、それは誰にも分からない。だからこそ、今の延長線上ばかりを考えるのではなく、次々と新たなことを仕掛けていって、はたから見ても魅力的な会社として、『この会社で変化を起こしたい!』と思う人がどんどん集まってくるような場にしていきたいんです。

メルカリを私が始めたのは2年ほど前。身近な友人が何人もやっていて、なんだかおもしろそうだと思ったのがきっかけです。やってみたら本当に売買が楽しい。これからも続けようと思うのは、メルカリがいつも新しいサービスを提供し、私たちユーザーをわくわくさせてくれるからなんですよね。


小泉文明さん


スタートアップ企業に資金を提供することを「エンジェル投資」と言うそうです。

「投資額は1社につき300万円〜1000万円くらいでしょうか。投資先に事業的な口出しはしませんが、組織構築や資金調達などの相談には乗ることも。僕にとってエンジェル投資とは広義の"恩返し"。社会全体への応援という意味もあるんです」

もっとエンジェル投資家が増えて、日本の産業に厚みが出たら嬉しいとおっしゃる小泉さん。いまの日本、いまの世界のあり方が、小泉さんの目にはどんなふうに映っているのでしょうか。


中川悠介さん

アソビシステムという会社の代表、中川さん。原宿が生み出すファッションや音楽などのコンテンツをサポートし、全世界に向けて発信するサービスを行っています。

日本で最もクリエイティブな人や物を生み出すパワーをもった街・原宿が、単なる地名の枠を超え、世界に認められるキーワードになることを目指しています。


日経キャリアNETのこちらのインタビュー記事によると、学生時代から原宿でいろいろなイベントに携わった経験が、そのまま仕事につながっていったそうです。

きゃりーぱみゅぱみゅとマネジメント契約し、彼女が世界的に有名になったことをきっかけに、カルチャー界での中川さんの知名度も飛躍的に上がりました。

流行りすたりの激しい芸能業界で、単なるブームを作るのではなく、オリジナリティのある文化として発展させ、発信し続けている中川さん。先の小泉さんと同じく、新しいことへの挑戦にも意欲的です。

特にイベントやライブは現場の温度感が大事。だからあまり先回りして考え込んだりしないようにしています。そうでなければ新しいことはできませんから。

スピード感をもって企画を進めていく姿勢を、中川さんは「ノミの法則」に例えます。

本来は何メートルも高く飛べる能力を持っているノミも小さな容器にしばらく閉じ込められていると、容器の大きさを自分の限界だと勘違いしてしまって大きな容器に移っても高く飛ばなくなるそうです。それは人間にも当てはまると思います。だからあらかじめゴールも決めないし、やり方も決めません。限界を決めないことで生まれる瞬発力に期待しているのかもしれません。

アソビシステムが発信しているコンテンツは世界中で人気を集め、それを目的に日本を訪れる人も多くいます。MOSHI MOSHI NIPPON(もしもしにっぽん)というプロジェクトは、そういった外国人観光客のために生まれたそうです。

原宿を起点にして、外国人観光客のみなさんに日本のカルチャーに触れる機会をつくってほしくて「MOSHI MOSHI BOX」という観光案内所を設けました。例えばきゃりーをきっかけにアニメやファッション、食文化など、様々な分野に接点を持ってほしいのです。いまは世界各国で開催する「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL」というイベントやウエブサイト、テレビ番組を通して、日本のカルチャーへの入り口をたくさんつくろうとしています。

コロナ渦で渡航やイベント開催がむずかしいいま、中川さんの事業も大きな転換期を迎えているようです。

今までは自分だけで強くなろうとしていたのだとおもう
これからはアソビシステムの皆と一緒に強くなろう
そう思います。
メディアでは芸能事務所の意味は?みたいな記事をよくみますが
意味はあるはずです!僕達はプロデュースしているんだから!
もっともっとわくわくすること仕掛けていきます!!!!
だって
アソビシステムですから!!!!!!!!

アソビシステム13周年、おめでとうございます!


中川悠介さん


常に「いま」を見据えているお二人、小泉文明さんと中川悠介さんのトークセッション。テーマは「これからのファンとの向き合い方」。とても興味深いお話が聞けそうです。


モデレーターには、noteディレクターの三原琴実さん。

三原琴実さん

三原さんの自己紹介noteに掲載されていた写真の下に、(写真:ワタナベアニさん)と書かれてあり、思わずロバートの顔が思い浮かびました。


中川裕介さんのこの本のジャケットも気になる。


各トークセッションを視聴するには、noteフェスイベントサイトからお申し込みくださいね。


最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。