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いつだって唱えられる魔法を

こんにちは、ねこです。
最近は、また雪が降って気温が落ちて、まだしばらく冬なのだなと暖かい日差しを待っています。それと共に花粉も来るので少し気が重いですが…。

もうすぐバレンタインデーですね。仕事先の人に義務で渡さなきゃいけないとか、そういうのは無くなっていいですが、男も女も関係なく好きな人に渡しあえると楽しいなと思います。チョコだけじゃなくて、しょっぱいお菓子とか、嬉しければなんでも。

昨日、パートナーとすこし早めのバレンタインデーをしました。おいしいチョコのパフェを二人で食べにいこうと約束して、同じものを注文して、おいしいおいしいと食べていました。チョコを渡し合うのもいいけど、同じものを笑いながら食べている時間がすごくよかった。そんなバレンタインデーもいいですね。

子どもの頃、バレンタインデーになるといつも姉がキッチンに立って、チョコを作っていました。
お湯を張ったボウルにもう一つボウルを浮かべて、小さく割った板チョコを少しずつ溶かす。バターやお砂糖、クッキーの生地とか、部屋には甘い香りが広がって、まるで絵本みたいな空間だなと思ったことを覚えています。

わたしはそれをずっと横で見ていて、それどうするの!一口ちょうだい!なんて言っていました。たまにもらえる作りかけのチョコレートがいちばんおいしかった。

誰かのためにもしくは自分のために、なにかをつくる時間も、どんなものを渡そうか考えている時間も、魔法のように思います。なにかをすぐに変える魔法なんてないけど、少なくともその時間だけはうれしい気持ちになる魔法。

パッケージのかわいいものとか、おいしそうなものとか、バレンタインデーを口実に買っちゃいましょう。自分へのごほうびに。

元気になるための魔法は、何回だって唱えましょう。RPGみたいにMPなんて気にしなくていいから、どんどん唱えましょう。かなしい時は元気になる魔法を、元気な時はもっと幸せになる魔法を。

いつだってあなたの手にはそんな力が宿っているから。むにゃむにゃ唱えていきましょう。

では、今日はここで。わたしはかわいいパッケージのチョコレートやお菓子を探してしまう旅に出ます。また。

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