見出し画像

とりあえず絵が描ける人

クライアントワークで勘違いしてはいけないのは

アーティストとしてではなく

とりあえず、この金額でこれくらいの絵が描ける人

ということでお仕事が頂けている

ということです。

好きに描かせて貰えない

クライアントワークを始めて違和感だったのは

私の絵を見てお仕事をくれているはずなのに

クライアント様は、私の得意技を封印してくるのです。

コミカルな絵を描くのが好きで、ポートフォリオも

そんな絵で埋まっているのに

【リアルな絵でお願いします】

【この方みたいに書けますか】

このような感じの依頼も多々ありました。

私は、どんなイラストも描くのは楽しいですし

勉強になるので引き受けていますが

それはとても違和感でした。

そのコンテンツはクライアント様の

物であって私の物ではない

しかし、ある時、自分がとあるお仕事をクラウドワークスで

頼んだところ10人中8人が、こちらの意図しない

ものを納品されたのです。

こちらの説明が悪かったのかも知れませんが

どの方も自己主張の強いものでした。

もちろん全員に報酬をお支払いしましたが

この経験で、自分の中で納得ができました。

自己表現は、自分のコンテンツでしよう

先に述べましたように、そのコンテンツはクライアント様の物で

私の物ではないのです。

そして今頂いているお仕事は

ねこねこむというアーティストとしてではなく

とりあえず、この金額で、これくらいの絵が描ける人

としてお仕事をいただけているのです。

今私が目指しているのは

【ねこねこむさんだから描いて欲しい】と

言われる事です。

そう言われるにはアーティストにならなければいけません。

ひたすらに絵を描いてYouTubeやTwitterに投稿する毎日です。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?