眠れない夜に書いた妊娠・出産日記 14


【これは2021年3月・妊娠8ヶ月の眠れない夜に書いた妊娠日記】

産前休業間近。
カウントダウンしながら毎日仕事に行っている。仕事が嫌いだとかそういうことではなくて、お腹の中に赤ちゃんを入れて仕事するのはなかなかの重労働で、仕事終わりはいつも泥のようになっていた。

そんな中でも嬉しいことが沢山あった。



妊娠していると話し掛けられることが非常に多くなる。
私の職場はワーキングママが沢山居ることもあって今まで挨拶位しかしたことなかった違う部署の方から、給湯室やトイレで話し掛けられる。
「何ヶ月?体に気を付けてね」「産まれるのが楽しみ」と言われ、「気に掛けてもらえてるんだな」と嬉しく思った。



放課後等デイサービスで働いているので子ども達とも、赤ちゃんのことをよく話した。
「子どもを産む為に仕事を休む」「子どもが大きくなったら仕事に戻る」ということをよく分かっていることに驚いた。私が小学生の時は産休・育休について全く知らなかったからだ。
中には「〇〇保育園はちょっと遠いから辞めといた方が良いよ」だなんてアドバイスしてくる子も居て笑ってしまう。



赤ちゃんの名前を一緒に考えてくれて「炭治郎が良いよ」「善逸の方が格好良い」と言われ、この時代ならではだなと思った。

「〇〇さん(私)は俺のことが好きなんだから、俺の名前にして良いよ」と胸きゅん台詞を言ってくる子も居た。

子ども達なりに赤ちゃんのことを考えてくれていることが喜ばしかった。

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