眠れない夜に書いた妊娠・出産日記 17

【これは2021年4月・妊娠9ヶ月の眠れない夜に書いた妊娠日記】

妊婦ってこんなにも肌ケアが必要だなんて知らなかった。

元々慢性蕁麻疹持ちで薬を飲んでいる。疲れ・ストレスが溜まっている時や季節の変わり目の時に、薬を飲んでいても出てしまうことがある。
つわりが終わってから落ち着いていたが、出産への不安や春の訪れと共にまた蕁麻疹が出るようになった。妊娠中に薬を増やすことは出来ないのでどうしても痒い時の為に塗り薬をもらっていた。お風呂上がりにそれを塗って痒みを凌いでいた。

妊娠が分かってからすぐに妊娠線ケアのクリームを塗り始めた。高い物は手が出せないのでAmazon定期便で割引がきくクリームを注文。
効果があるのか、元々妊娠線が出来ない体質なのか、よく分からないが今のところ何も出来ずにここまで来ている。

助産師さんとの面談でおっぱいのケアをするように言われた。
初めはベビーオイルで汚れを取る程度で良いと言われていたが、おっぱいマッサージをしていくうちに乳首が引っ張られてヒリヒリするので保湿剤も塗るようになった。



出産について調べていくうちに会陰マッサージという言葉を目にする。マッサージのやり方は「こんなことしたら出産する前に裂けちゃいそう!!」という位にハードルが高いものだったので、ベビーオイルとコットンで行う簡単なマッサージとパックをやることにした。
妊娠するまで会陰という筋肉があるということを知らなかったので、こんなにも自分のお股に思いを馳せるのは初めてのことだ。
出産は奥深い。


いつものスキンケア、蕁麻疹に塗り薬、妊娠線ケア、おっぱいマッサージ、会陰マッサージ・パックと、お風呂上がりにやる肌ケアがどんどん増えていった。

妊娠前はこんなに気を付けていなかったので、鏡の前で全身ぺったぺたに保湿されていく姿を見て「田中みな実さんみたいだな〜」と思った。

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