眠れない夜に書いた妊娠・出産日記 15

【これは2021年4月・妊娠9ヶ月の眠れない夜に書いた妊娠日記】


やっとこの時が来た…!!!
今まで何回か仕事を休んだり辞めたりしてきたけど、今回は産休という初めての形で休みに入るので何だか不思議な気分。

妊娠初〜中期の頃は「休んでいるのにお金貰えるなんて最高じゃん!!産休早く来い!!」と思っていたけど、いざ産休に入ると「やっとか…」という思いでいっぱいだ。

日に日にお腹が大きくなって、動き辛さも強くなってきた。頻尿で夜中にトイレで目覚めるので熟睡出来ず、常に寝不足で怠かった。

9ヶ月に入らないと産休に入れないなんてなかなか辛いものがありますよ…。

仕事が人手不足や人事異動でかなりバタバタしていて毎日残業だった。復帰後のことを考えて有休消化はしなかった。
産休に入るまでに終わらせないといけない仕事を何とか終わらせた。
辞めるのではなく、一旦休み。いつかは戻ってこなくてはならない。やるべきことはしっかりやって休みに入りたかったので、無事に終えられて清々しい気分だった。



とは言え、仕事を休むというのは「何だかちょっと寂しい」という思いが入り混じり複雑だ。
放課後等デイサービスで働いているので、子ども達に休むことを伝えなくてはならない。

寂しくなるのは嫌だから「お休みするけど戻ってくるからね」と言うと、「元気な赤ちゃん産んでね」「保育園探し頑張ってね」と言われ、子ども達なりの優しさにグッとくるものがあった。

「戻ってくるけどしばらく会えない」ということを理解しているようで、「さようなら」と言って送迎車に乗っていく姿はどこか寂しそうで何とも切ない気持ちになる。

いつも赤ちゃんのことを気にかけてくれて、お腹を触って嬉しそうにしていてとても可愛らしかった。子ども達には、そういう優しい気持ちを持ち続けたまま成長していってほしい。復帰後再会して大きくなった姿を見られることを楽しみにしているからね。

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