深夜の考えごと

日付回る49分前、さっきまで数人で飲んでたとこから一転、駅で女ひとり、数十分。
考え事をするには最適な環境だ
加えて周期的に来る情緒不安定な期間
彼はそんなこと知らないから仕方ないか
(こういう気分の時だけこのアプリ開いちゃうな私)

私の欲をひと言で言うなら、数分でも、電車一本だけでも逃して一緒にいるよという意志くらい見せて欲しかった。ただそれだけ

わがままかもね、でも前はそれができる人だったから悲しいのだ

第一印象マイナスで始まった人ほど良いとこが見えやすく良い人に感じる。誰が言い始めたか、なんちゃら効果とか、わからないけど、よく言ったものだ、と思う。

付き合う前、彼は前好きだった人の話をした
彼女の最寄駅が目的地の反対方向であっても迎えに行ってたとか、帰りもできるだけ近くまで送ったとか。
それが自分を良く見せるための誇張であったとしても、それをわざわざ言ったということは次も同じことができるよ、と宣言したようなものだと感じた。(別にそこまで求めてないが)

付き合って1、2ヶ月の頃、彼の家から見て目的地と私の家とは逆方向なのに迎えに行くよと言われたこともあった。

それと比べたら今日、終電でもなく、明日早いわけでもなく、ただ一本逃すくらい、大した労力じゃなかったと思うけどなぁ

彼から前ほど愛されてない、多分そうではない。
しばらく一緒にいて、手の内を明かし合って、気を遣わなくていい、よく言えば、心地良い相手、安心。これが理由だろう

だれかさんの詞を借りるなら、
まあ若干、私はそっと乾いたわけだが、

今回は彼へ、怒ってるとか物申したいとか、そういうことが書きたい訳ではないのだ

今回、よく考えれば、もやっとした根本的理由は私の中にあった。
彼が前ほどには優しくなかった、これは表面だけ。
なぜこれで悲しくなったのか?
自尊心が傷ついた、などと思ったのか?
理由は幸せのものさしを彼に預けすぎたことだ

最近の私と言えば、彼と出かけることが多く、長い時間を共にしていた。
可愛いだとか、好きだとか、人をいい気持ちにさせるのが得意な人である。
それに長く触れて、まんまと気持ちよくなっていた愚か者が私だ。

彼に幸せにさせてもらっていた
私が大きく自覚していなかったのと同様に彼も、してあげていた、とは思ってないかもしれないが

私は無意識のうちに期待をしてしまっていたのだ

危うく自分ひとりでは幸せを見い出せなくなるとこであった。
自尊心は人からの評価で形成されるものではなく、自分で成すものであるし、
人に幸せを与えてもらわなくても勝手に幸せでいられるような人間でありたい

もちろん彼からの言葉は素直に受けとるし、嬉しいなと思うけど、可愛いなーって言われて、だよねー知ってるーって思えるくらい、自分のこと愛せたらいいなぁ、などと考えたり

ここまで来れば、もう彼の一言一挙手一投足に対して過度に一喜一憂することないし、今日みたいなもやもやも考えるだけ無駄じゃない?って思えそう

人を変えるのは難しいからね、自分の考え方を変えることが1番手っ取り早い。

過度な期待はしない、依存もしない
幸せは自分でつくり出して
いつかどこかに行っちゃうような危なげのある女になるのだ。

なんてね、勢いで書いた、深夜の考えごと

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