占い師になってから怖く無くなった事、怖くなった事

占い師になってから怖くなったこと、怖く無くなったこと。

やぁどうも、夢葉ねこだよ。西洋占星術とタロットで鑑定する占い師をしているよ。今回は炎上覚悟で占い師になってから怖くなったこと、怖く無くなったことをお話していきたいと思います。
このnoteを読む前に大事なことをお話します。
私は決して霊感やスピリチュアルを否定している訳ではありません。
それぞれの界隈で成り立っている事柄があるというのも重々承知していますし科学で解明できない事も世の中には多く存在しています。
その上で書き記していこうと思っております。
軽いコラムとして捉えていただけると幸いです。

占い師になってから怖く無くなったもの

話は前後しますが怖く無くなったものから先にお話しします。
私は星回りで占う西洋占星術と、タロットの２つを主に占術として使っています。確かに人には何をやっても上手くいく時期や、何をやっても上手くいかない時期というものはあります。そこを踏まえてお話するのですが、
「あなたには悪霊が憑いている！」「先祖の供養をしていないから先祖が怒っている！」「あなたが体調を崩したのは！もしくは、あなたが今何をしても上手くいかないのはスピリチュアル的な事をしないから！」といった言葉には「そんな訳ねぇだろ！！」でソッコーでたたっ斬るくらいの度量がついたという事です。

人間関係でトラブルがあったとして原因を探る時まず悪霊が憑いているとは思わないです。自分の立ち回りがいかんかったなだったり、あの言葉はダメだったな、といった現実的な原因を探ります。トラブルには必ずといっていい程、現実的な原因があるからです。そこに見えない力が働くとは私は思いません。

先祖に関してもそうです。供養をしていないからという理由で子孫を祟るでしょうか？立場を変えて考えてみましょう。あなたに子供や孫がいたとして、子や孫を不幸にしてやろうと思いますか？思わないのでは？？先祖が祟るという事は基本無いと思います。

体調を崩した時もそうです。普段の不摂生や過労からくる事が殆どですし
そこに見えない力が働くといった事は積極的には考えられません。
よっぽどいわくつきの場所に行った・・・事故物件に住んでいる等の
明確な霊的な理由があるならそれは確かに見えないものの可能性があると思いますが・・。
人は日常生活を営んでいる上で、運気の流れや波、体調を崩しやすい時期というものはあります。物事には原因があるという意思をしっかり持てた事でむやみやたら発せられる「不運になる」系の言葉に恐怖を抱く事はなくなりました。

ネガティブな言葉であなたの気持ちを脅かす存在がいるならば
「私くらいのレベルなら不幸を幸運に変える事ができっからね！」というラッキーワードをぶちかましておやりなさい。

占い師になって怖くなった事

さて、お次は占い師になって怖いなぁと思う事についてです。
先ほどの怖く無くなった記事と連動するのですが、
体調を崩している時に病院に行かせず、薬は毒だと言って服薬させず
適切な医療を受けさせないように仕向ける事は非常に恐ろしいです。
体調が悪いといった現象が実際に起きているのに、スピリチュアルのせいにしてる場合じゃないから。まずは病院に行きなよって話です。
そして、ハッキリいいますけどあらゆる検査をして体は健康だという結果が出た後にしんどさの原因を勝手に「原因不明」にするんじゃないよ！！身体の検査はしてるの！検査しても異常が無かったの！体が問題いならストレスが原因で体調不良を起こしている可能性大じゃん！！
それをあたかも病院に行ったのに原因不明→スピリチュアル、もしくは霊的な問題！！あぁ大変だ！浄化しましょう！儀式をしましょう！そしたら治るからってところに持っていこうとするのがマジで怖い。

私たち人間は現実世界を生きているの。何かあったらまずは現実的な所から原因を探りましょうよ。最初から見えない世界への原因を探らないで欲しいのよ。それから、自分にとって都合が悪い事を全て見えない世界のせいにするのも怖いです。全てを見えない存在に結び付けてしまうと、現実に立ち向かう方法が解らなくなってしまうよ。
例えば、恋人からＤＶを受けて辛い・・・前世からのカルマを解消させなければ・・と都合の良い解釈をしていては危ないの。不幸な恋愛をしていると思ったら別れなさい。
被害にあっているのにカルマとか浄化とか前世のあれこれをやってる場合じゃないの。
現実的な方法を取りな！という話なの。

そこをガン無視してスピリチュアルと結び付けたり、霊的な事柄に結び付けていこうとする行動はめちゃくちゃ怖いなと思ったよ。誤解しないでね、カルマが怖いとか霊的な何かが怖いという訳じゃないからね？直ぐにそこに繋げようとする思想が怖いって事だからね？

私がこれまで鑑定していて思ったのは霊的な案件というものは１００あるうちの１～２％くらいだと思う。それくらい稀なケースだと捉えている。
だからこそ、本当に不可解な現象があった時は然るべき専門家を頼る事が必要なの。何でもかんでもそこに繋げるのは怖いんだよ。

そしてスピリチュアルな事柄も本来はとても高尚で自分を磨いて向上させていくものだと思っているよ。精神哲学や人生哲学といった自己成長に繋がる
もっと厳しくて愛があるものだと捉えているよ。

昔のテレビ番組で・・・

怖い事とは別の話になるけれど共有しておきます。
かなり昔のテレビでやっていた心霊特集番組（３０年近く前だと思う）で１日の大半ずっと手を洗っている人がいたの。１日３本洗剤を使うといった事や手を洗う様子が放送され、その人は悪霊に録り付かれており除霊の儀式を行っていたシーンが流れてたのよ。
当時は悪霊って怖い！と思っていたけれど、
あの状態って典型的な強迫性障害の症状なのよ。悪霊では無くてメンタルの病気なの。
それをあたかも見えない存在のせいにするという流れが今考えると非常に怖い。これに似たようなことが今でもたくさんあるの。

あなたが占いや霊視、スピリチュアルセッションを受けるなら、、
言っている事が矛盾していない方を選んで欲しい。解決に結びつくセッションをしてくれる先生や解決してくれる先生に出会って欲しいと思う。
私のような占い師も是非上手に使って欲しいです。

怖くない事、怖い事・・・

どちらも私にとっては占い師をやっているからこそわかった事です。
占いをしているといろんな事がみえてくる。再三伝えるがスピリチュアルや霊視を否定している訳では一切ない。実際に素晴らしい能力をお持ちの方もいらっしゃるしポジティブな要素を引き出していくスピリチュアルカウンセリングをする先生もたくさんいらっしゃるからね。
そこはほんと誤解しないで欲しい。
あなたがスピリチュアルカウンセリングを受けたり、霊視鑑定を受けるにあたり素晴らしい先生に出会えることを願っているわ。

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