松本福士

福祉の現場で25年働いてきました。 楽しことも辛いこともあったけど、こんなにクリエイテ…

松本福士

福祉の現場で25年働いてきました。 楽しことも辛いこともあったけど、こんなにクリエイティブな仕事もないと思います。福祉職を子どもたちがなりたい職業にする。面白そうと思える職業したい

最近の記事

♯16 運が良くならない本当の理由

そもそも運がいい人とは? 明るく前向きな人 (^o^)/ 多くの人がそんなイメージを持つのではないでしょう。 「でもそういってもさ」 と、もともと持っている否定的な心の声が聞こえてくる。 朝に今日も笑顔 運がいいと言葉に出す 言ってみたものの「ほんまかな」と疑いの心の声が聞こえてくる。 心はどこかで運が悪いと思っており、それを運がいいと思い込むために言っている。 前提としての運が悪いという部分も一緒に刷り込まれている ポジティブな気持ちや言葉の前に ポジティブな気

    • ♯15 ワクワクの枠を超えていく!

      いつまででもワクワクは大事!相談員という仕事柄、デスクワークが多い。はっきりとそれだけでは面白くない仕事だ。 でも意味はある。面白いかどうかは別として、私のする仕事で、誰かが笑顔になっている。少し表情がほころぶ姿に、喜びを覚える感じ。 相談員だけど、しゃべるのは得意ではない。話を聞く方がまし。相手に話をしてもらって、それを聞く。相づちして、また聞く。 相手がある程度、しゃべり終わって、ほっこりと満足した顔になるのが好き 認知症の方であれば、話がループすることもよくある。

      • ♯14 幸せって?

        幸せの源泉となるものが、外にある人 他人から見てどうかという視点で考えている人。人がうらやむ生活、うらやむ物、ステータス 最初の動機としてはいいかもしれない。それはずっと使用できる燃料ではない。 他人も世間も日々刻々かわっていく。それに合わせて次から次とお金と心をを消費しながら、走らないといけいない。 コップの底に小さい穴があいていて、常に水がこぼれている。すぐには無くならないけど、水を足し続けないと乾いてしまう。 他人に幸せを預けているのだから、仕方がない。自分ではどう

        • ♯13お金と幸せの関係は、お金に関する量で決まる

          幸福の源泉が外部にあると思う人は、幸福になるために多くのお金が必要になる。 お金は3つの使い方があると思う ①最低限の生存の為に必要なお金 ②自分がこうありたいと思うことに使うお金 ③他者にこう見られたと思うことに使うお金 ① 生きていくために、最低限、必要な衣食住にかかるお金  これは特に説明はなくてもわかると思います。  ここでは必要最低限、生命活動を維持するためのお金です。あまり多くは必要ではない。 ② 自分がこうありたいと思うことに使うお金  自分の内面の話 こう

        ♯16 運が良くならない本当の理由

          ♯12 お世話され上手になりたい!

          「人に迷惑をかけたくない」という言葉を利用者さんから、よく耳にします。 いつもお互い様ですよ。次は私が助けてもらう番かもしれない。今日はお世話させて下さい。お互い様ですよ。 とあるお寺の話 あるお寺のポストカードに書かれていた言葉が、今でも心の一部として残っています。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「人に迷惑をかけるな」という言葉を耳にします。しかし、人に迷惑をかけたり、お世話をかけたりしない生き方は容易ではありありません。 そも

          ♯12 お世話され上手になりたい!

          ♯11キャリアと独立と他業種

          介護施設の相談員3年目。このままでいいんだろうか? 介護職からの移動。福祉職としては、仕事人生の後半戦 メンタルと過剰労働を避けられれば、定年まで働ける環境ではある。 職場の人間関係は良好。同僚にも恵まれている。 上司も施設長もいい人である。 福祉施設としては、非常に恵まれてると思う。 ただ いい人と良いマネージメントが出来る人は別である。 いい人の集まり、ご利用者の為にを合言葉的に、盲目にケアしている。 そもそもの仕事の気持ちとして大切な事だけど、人の優しさにあぐらをか

          ♯11キャリアと独立と他業種

          ♯10 福祉キャリアと私

          なにがいいかはわからないが、楽しいと思える職種を探していた松本福士は、いろいろな巡りあわせなせる業なのか、私の意思と、それ以外の関係も含めて、3年に前後で異動を繰り返しています。 自らの転職も3回ありました。 介護の専門学校を卒業して、最初に就職したのは、老健の介護職でした。 ①老健デイケアの介護職員 約半年で入所(お泊り)に移動 ②老健入所 Aフロアー 約1年  ③老健入所 認知棟(徘徊棟)約2年 ④老健入所 Bフロアー 約1年半 (リーダー) ⑤同法人 訪問介護サ責(サ

          ♯10 福祉キャリアと私

          ♯9 身体の使い方と私

          80%で動く私は人よりも動かくのが遅いです。 そして自分の体が動かく限界をよく考えています。 長く体を傷めず、使う為には、普段の使い方が、大切になってきます。 8割の力で動くようにする。 あくまで普段使いの時です。いざとなった時は、短時間その場を乗り切るために全力を出します。 福祉の仕事で、特に福祉施設で介護職をしている時の話です。 多くの人が、腰にコルセットをして介護をしている人が多いです。 誰もしたくて、しているわけではなく、腰が痛いから、腰に故障をかかえているから。

          ♯9 身体の使い方と私

          ♯8 運動と私

          疲れたときほど運動したほうがよいという話 みなさんは疲れたときほど、休憩しよう、楽しようと思っていませんか? 私も昔はそう思っていました。 仕事終わりで、自転車を30分かけてかえるのですが、意外としんどくないのを疑問に思っていました。体調が悪い時を除いては、気持ちいいぐらいに感じることが多くありました。 疲れたときの運動の効果を調べましたので、少し話をさせていただきます。 疲れた時の運動では体に何が起こっているのか? 疲れたときに軽く体を動かすことで、血液循環が良くなり、

          ♯8 運動と私

          ♯7 健康と食事と私 ②

          現代の食生活と栄養バランス最初に現代の食生活と栄養バランスについて少し触れておきます。 エネルギーと栄養素の関係 私たち人間の身体になくてはならない栄養素はたくさんあります。 その中でも、エネルギー源となる栄養素は、 ①炭水化物②たんぱく質③脂質です。 これら3つの栄養素がカロリーを構成しているため、過不足なく摂取することが大切です。 炭水化物 炭水化物について炭水化物は、食物として体内に取り入れられエネルギー源となる「糖質」と、体内の消化酵素では消化できない「食物繊維」

          ♯7 健康と食事と私 ②

          ♯6 健康と食事と私

          健康を損なわない為にも日常生活の見直しが必要まずは健康を損なわない3つの事 〇食事 〇運動 〇睡眠 今回は食生活について取り上げます。 暴飲暴食はもってのほか ただ3食を規則正しく食べるというのも状況によっては不適切になることもある。 これは働いている経験値からの話である。 特養「特別養護老人ホーム」で働いていた時、3食規則正しく食べて、栄養のことも考えてられている食事。寝たきりな方で、寝て起きて食べて寝る。どんどん体重が増えてお互いに大変な思いをしたこともあります。一人や

          ♯6 健康と食事と私

          ♯5 健康寿命と平均寿命 死にたくても死ねない私たち

          健康寿命と平均寿命から考える私たちの生活。 健康寿命の定義 健康上の問題によって日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。 平均寿命との違い 平均寿命とは、0歳における平均余命、すなわち生まれてから亡くなるまでの時間を指す言葉です。 健康寿命との大きな違いは、その人の健康状況を考慮するか否かにあります。 健康寿命はあくまで健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を指しているため、病気によって介護や支援を必要とする期間は「寿命」に加算されません

          ♯5 健康寿命と平均寿命 死にたくても死ねない私たち

          ♯4 仕事の質を考える2

          自分の仕事が大好きな 松本福士です 右肩上がりの社会をサヨナラ 介護をしていると、昔はよかったあれができて、これができてと、 早くお迎えに来て欲しいと。この会話をよく聞かれます。 これって、今の高齢者の方々が役割がない、さみしい思いをされているのではないかと思ってしまいます。 今の社会は生産性が高い事を良いとする社会構造になっていますよね。 だからこそ生産性が低い、お金ばかりかかる高齢者は煙たがれ冷遇されるように感じます。 高齢者自身もそう思っているし、そう思い込ま

          ♯4 仕事の質を考える2

          ♯3 仕事の質を考える

          自分の仕事が大好きな 松本福士です。 仕事(介護)の質について考えた事を話していきたいと思います。 今の社会の中では格差社会と言われるように、良いところは良い。 悪いところに悪い。 そんな二極化が介護の世界でも進んでいるんじゃないかと思います。 介護の質が良いところは、より良い循環で、どんどん先に進んで行く。 ハードワークでも充実感や楽しみがある。 教育の行き届いたマクドナルド。 忙しいだろうに笑顔で、気持ちよく対応してくれる。 連携されて、さっと品物が出てくる。 気持

          ♯3 仕事の質を考える

          ♯2 これが私の生きる道 

          私が福祉職を目指した経緯を含めた自己の歴史の棚卸をします。 少しお付き合いください。 今はnoteで発信活動をしたり、勉強することが楽しいと感じますが、子供のころは勉強は壊滅的でした。 そして子どもの頃は妹に対して劣等感の塊でした。 私は妹に何一つ勝てない。 スペックの高い妹とスペックの低い兄の構図。 勉強はまったくもって出来なかった。学校の勉強は本当に日本語かというレベルで頭に入ってこなかった。 運動神経がいいわけでもなかった。わるくもないが、よくもない。中の下くらい

          ♯2 これが私の生きる道 

          ♯1 福祉職という生き方

          福祉職が子どもたちがなりたい職業のランキングに入ってほしい 私は今現在25年福祉職を続けてます。職種によって得手不得手があったり、移動していますが、大きな枠としては福祉職で、働いています。 なんでこんなに長いことを働けるのだろうと時々考えます。 世間では、よく節目を大切にする節がある。 いい大学に受かる。 いい会社に勤める。 いい結婚をする。 節目自体は、ひとつの区切りであり、大切ではあるが、その節目が目的化してしますと、そこをスタートに本当になりたい姿がわからなくなって

          ♯1 福祉職という生き方