消費税減税ってあんまり効果ないかもねって話
急に政権与党でも減税減税言い出したのでちょっと考える。ほんとに消費税減税が効果があるのかと。
特に小売だと、消費者に対しては、税率下がっても総額が変わらないように本体価格値上げして売るでしょ。
なぜかといえば、税率下がったらこれ幸いとこっそり本体価格を値上げする動機もあるからで。
これまでの物価高で仕入自体の値上がりを売価に転嫁できてなかったり、他の費用もかさんでたりする事業者が多いだろうし。
食料品以外を10%を5%にしたら、流石に総額も下げないと目立つかもしれないけど、みんなで値上げしたら怖くない、で結局負担は微減か変わらなさそう。
0%に変えたら流石に値段が変わらないのが目立つから、少しは還元してくれそうだが、0%まで減税するなんて政府が言い出すのは非現実的だ。
というわけで、減税したぞ、でも庶民の負担は減りません、そして下げた分税収下がりました、というみんな不幸になる状況があり得る。
企業は値上げで得しているかもしれないが、いままで苦しんでた分を取り返したに過ぎないからイーブンかな。
政府が本体価格は据え置けよとか口が裂けても言えないだろうし、なんだかんだ消費税減税はないんじゃないか。
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