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猫島アキは美術展が好き

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美術展を巡って、思ったことを思ったままに書いています。まともな解説や批評は、私には無理です。
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記事一覧

美術展雑談『ルーヴル美術館展 愛を描く』

ルーヴルには愛がある! この堂々たる惹句のとおり、ルーヴル(LOUVRE)の綴りにはLOVEの文字が…

猫島アキ
7か月前
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美術展雑談『佐伯祐三 自画像としての風景』

才能のある人は大変やなー、と呑気に思ってしまってごめんなさい。 美術展『佐伯祐三 自画像…

猫島アキ
7か月前
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美術展雑談『大阪の日本画』

私は大阪で生まれてからそれなりの年月をこの地で過ごしてまいりましたが、今日に至るまで「で…

猫島アキ
7か月前
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美術展雑談『幕末土佐の天才絵師 絵金』

絵かきの金蔵こと、絵金さんの屏風絵が大集合です。高知県で、お祭りのときに並ぶ絵なのだそう…

猫島アキ
10か月前
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美術展雑談『甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性』

やっとリベンジのときがきましたよ! 謎の組織の陰謀(邪推)によって『あやしい絵展』大阪巡…

猫島アキ
11か月前
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美術展雑談『あやしい絵展』

邪推でしょうか、思い過ごしでしょうか。東京展では展示されていた甲斐庄楠音さんの『畜生塚』…

猫島アキ
11か月前
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美術展雑談『ロートレックとミュシャ パリ時代の10年』

「パリは寒いときに行くといいよ。行ったことないけど」 高田純次さんの名言です。私も同感です。パリの冬は最高ですね。人々はみんなお洒落に着飾って、通りも建物も透き通るように澄んで美しいです。ええ、私も行ったことはありませんが。 そういうわけで、寒いので大阪のセーヌ河こと堂島川を渡って、大阪のルーブルこと中之島美術館へ行きました。開催されていたのは『ロートレックとミュシャ パリ時代の10年』です。 いまさらながらに感心するのは、ロートレックとミュシャが同時代に生き、そのポスター

美術展雑談『展覧会 岡本太郎』

懐かしい! 会場には『タローマン』のコーナーが併設されておりました! もちろん私も、子供…

猫島アキ
1年前
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美術展雑談『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』

ドレスでんでんででんデン! と、遥かドイツ国ドレスデンから堂々やってきてくれました、みん…

猫島アキ
1年前
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美術展雑談『フェルメール展 (2019年)』

みんな大好きフェルメール! 『フェルメール展』(2019年)大阪市立美術館。 とにかく気に食…

猫島アキ
1年前
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美術展雑談『春画展』

何が一番驚いたかといえば、来場者の多さです。いつもは静かなイメージの細見美術館の入り口に…

猫島アキ
1年前
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美術展雑談『モネ展』

『印象、日の出』が京都にやってきた! ということで、初日の朝イチに行ってきました『マルモ…

猫島アキ
1年前
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美術展雑談『モディリアーニ ―愛と創作に捧げた35年―』

新築ピカピカの大阪中之島美術館は、収蔵作品を並べた『超コレクション展 ―99のものがたり―…

猫島アキ
1年前
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美術展雑談『大阪中之島美術館・超コレクション展 ―99のものがたり―』

大阪中之島にはすでに国立国際美術館があるのに、そのすぐ横にまた美術館ができるの? 正直そう思っていたことを謝ります、ごめんなさい。いざ行ってみると圧倒されました。大阪中之島美術館、巨大です。そしていい匂いがします。美術館の中でクンクン匂いを嗅ぎ回るなんてまるで変態ですが、美術館好きの方ならわかってもらえるはず。新築の美術館は、香ばしいです。新しい建材の匂いというわけではなく、期待の匂いです。大阪中之島美術館、開館おめでとうございます。クンクン! オープン記念の一発目は『超コ