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【京都芸術大学イラストレーションコース(通信)学習記録】学部共通科目&スクーリング

前回は3年次配当科目の学習記録をまとめました。

今回は学部共通科目&スクーリングについて記載していきます。


学部共通科目

・(TW)造形基礎演習1

指定されたモチーフをデッサンする課題です。

造形基礎演習1 評価:S93

2日くらいかけて描いたらバナナがちょっと変形してきてどうしようかと思いました。モチーフは変形しにくいものにすべきですね。。
バナナや木箱は比較的それっぽく描けましたが、コップが難しかったです。このガラスの向こうの歪みや縁の光沢はどう表現すればよいのか??よく観察して見たままを描くと言われても、見たものを手が表現できない…。もどかしさを感じながらもなんとか完成させました。

ちなみにデッサンの際、私はイーゼルを持っていないので100均で買った大きな板に画用紙をクリップで止めて、手で板を支えながら描きました。案外なんとかなります。


・(TW)造形基礎演習2

コラージュを制作して、それをデッサンする課題です。
この課題で制作したコラージュ、すごくお気に入りで是非ともお見せしたいのですが、公開禁止されているためお見せできません…残念…。

造形基礎演習2 評価:A88

靴作りを趣味にしていたので、靴をテーマにいろいろな雑誌の可愛い靴やファッションを切り抜いて、実際に自分で手縫いした革と一緒に貼り付けミシン糸でそれらをストーリーのように繋げた作品を作りました。ただ、お気に入りのコラージュを作ったはいいものの、好き放題貼ったせいでデッサンが地獄でした。。笑 私の手が遅いのもありますが、おはようからおやすみまでず~~っとデッサンして5日間くらいかかった気がします。
これからコラージュやる方はデッサンのことも考えてデザインすることをオススメします!


・(TW)立体造形演習1

ピーマン(パプリカ)をデッサン→発泡スチロールを削って造形→造形しったピーマンをデッサンするという課題。

立体造形演習1 評価:A88

教材を買ったものの猫がいるから発泡スチロール削るの無理では??となって放置していた課題です。
お風呂場で削ると掃除が楽という噂を聞き、お風呂場に2日間籠って完成させました。のこぎりや鬼目のやすりで削って制作しましたが腕が痛くて本当に大変でした。。でも出来上がってくると結構そっくりで、目の細かいやすりで削るとすべすべになり愛着がわきました。かわいい。
工作が好きかどうかでも分かれるかもしれませんが、個人的に楽しくてオススメの授業です。


・(TW)立体造形演習2

正方形の発泡スチロールを組み合わせて立体造形→デッサン→任意の面と線を銅線と紙で表現→デッサンするという課題。
イレギュラーなやり方かもしれませんが、クリスタの3Dを使っていろいろな角度から確認しながら発泡スチロールの組み方を確定・造形し、その上で銅線の長さ指定を逸脱しない範囲で、作りたい形にするための効率的な配線を考えて制作しました。

立体模型(検討用なので汚いです…)

はんだ付けの経験がなく、試行錯誤しながらやってみたら一応は完成したもののはんだ部分が汚くなってしまったのが気に入らず、銅線のみ別途購入してやり直しました。。やり直して完成したものがこちらです。

立体造形演習2 評価:S95

はんだ付けは、正しいやり方かはわかりませんが、換気扇をガンガン回した状態でマスク眼鏡軍手着用して作業し、作業後は鉛が人体に入ると危険なので綺麗に掃除して終了しました。取り扱う際は十分注意してください。(一応はんだ付け以外の制作も可能なようです)
使用したはんだごてセット↓

はんだごてセット付属のはんだは全然つかなかったので別で鉛入りのはんだを購入して使用しました↓

私ははんだ初心者なので、もっと良いものがきっとあると思います。参考程度にどうぞ。この科目は私個人としては楽しくて好きでしたが、結構大変なのでオススメかと言われるとなんとも言えないです…。。工作好きの方なら楽しいと思います!


・(TW)色彩表現基礎

色にまつわるレッスンの取り組みと、身の回りの色をたくさん集める課題。

色彩表現基礎(抜粋) 評価:S90

私は黒をつかったイラストが好きなのですが、自分の絵にうまく取り入れられないことに悩んでいたので、黒への理解を深めようと黒に関連したレッスンに取り組みました。絵具をたくさん出して混ぜたり、墨汁や醤油を塗りたくったり、色と遊んでいるようでとても楽しいレッスンでした。
身の回りの色を絵具で再現する工程は、映画を流しながら作業したら映画3本見終わっていました…。取り組みは結構大変だし時間もかかる科目ですが、終わった今はこの科目を受けてよかったなと思っています。


・(WS)芸術史講義(日本)1

学部共通のWS1個くらいとっておくか!と思い取った科目です。受講してすぐに、自分は歴史系の授業がめちゃめちゃめちゃ苦手だったことを思い出しました…。高専卒なので…(言い訳)
めちゃめちゃめちゃ苦手な私でも、1日で授業視聴+レポート作成をなんとかできたのでかなりコスパはいいかもしれないです(こんなこと書いたら怒られるかもしれない……)。

芸術史講義(日本)1 評価:B78


総合教育科目

・(S)映像研究への階段

遠隔スクーリングです(有料)。映画の成り立ちと発展について、様々な映像作品を見ながら学びました。
詳しく書くと授業内容の説明になってしまうので割愛しますが、興味深い授業でした。ただ、授業を受けてレポートを提出するのですが、フィードバック等なく点数だけが返ってくるのでそれだけちょっと不満です。。スクーリングは全部そうなのかもしれませんが…。

映像研究への階段 評価:B75


・(S)入門デッサン2

遠隔スクーリングです(有料)。デッサン完全初心者だったので本当は入門デッサン1のほうが良かったのかもしれませんが、申し込みが遅れてデッサン2しか空いていなかったのでそのまま申し込んでしまいました。
それでも先生は大丈夫ですよ~と優しく教えてくださったので本当に感謝です。

スクーリング1日目
スクーリング2日目 評価:S90

初デッサンは猫に卵を落とされて割れるというトラブルに見舞われながらも描き切ることができました!1日数時間姿勢を正して集中して描くだけでとてもとても疲れましたが楽しかったです。先生も優しくて、初めてのデッサンをスクーリングで経験できて良かったと思いました。


・(GS)デジタル時代のマンガ家論

芸術学舎の遠隔スクーリング(有料)。科目の正式名称は「『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』編集者らが教える、デジタル時代のマンガ家論」です。漫画の描き方を丁寧に教えていただきました。課題はフォーマットに沿って漫画を描くという内容です。

2P                     1P
デジタル時代のマンガ家論 評価:S100

2p漫画を載せるときは右→左?左→右??紙だと右→左ですがXなどwebは左→右のイメージ…???とりあえず右→左で載せました。
そしてこの課題、なんとS100点!初めてとりました。凄いのかと思いきやそうでもなく、Xで検索したところ結構たくさん100点がいたのでフォーマットに合った漫画が描けていれば高得点をくれる大盤振る舞いだったみたいです。ラッキー!笑


学部共通科目&スクーリングまとめ

学部共通TWは、ちょっと手間はかかりますが楽しいし評価もコース専門科目と比べると優しめな気がします。添削も丁寧で、しっかりと見てコメントをくれているのだなというのがわかるので(特にデッサンや色彩表現基礎)、とてもとてもオススメです。
スクーリングは1~2日拘束されますが確実に単位を取れるので、お金に余裕があれば何単位かとっておくとだいぶ楽になるかと思います。

以上、学部共通科目&スクーリングでした!次は最後、4年次配当科目(卒業制作&ポートフォリオ)です。そちらもよかったら見てみてください。

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