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福岡県 ねこ殺処分ゼロへ 100万人の願い

福岡県 ねこ殺処分ゼロへ 100万人の願い「殺処分ゼロのために動物愛護センターで野良猫8,000頭の無料不妊手術をしてください」要望書、署名を提出。 どうぶつ基金|公益財団法人どうぶつ基金のプレスリリース (prtimes.jp)

福岡県からのゼロ回答に対し「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望」を再提出 – どうぶつ基金 (doubutukikin.or.jp)

どうぶつ基金 – どうぶつ基金は、猫や犬とヒトが幸せに優しく共生できる社会を目指します。 (doubutukikin.or.jp)

思うこと

今回の福岡県に「野良猫の避妊・去勢手術の実施に関する要望書」を再提出を4万筆の署名を添えて要望書を再提出するとともに、4月19日に福岡県知事へ見解を問う公開質問状をどうぶつ基金では提出しました。
先に提出した回答では福岡県かの行政並びに福岡県民からの無料不妊チケットの申請が毎月800件に上り年間8000頭以上の無料不妊手術の需要があるにもかかわらず現状を無視された回答があったようです。
福岡県動物愛護センターでの野良猫無料不妊手術の拡大は不要との判断理由は県の実施してる助成金制度があげられた。

福岡県の助成金制度
 助成金の半額を県が負担・300万円、市が残りの半分・300万円を負
 担して動物病院に払う
 
 令和3年度の手術頭数:240頭.費用1頭に対して 雄16、000円
                          雌26、000円
 県では総額300万円の予算「各市町村持ち出し300万円」
 合計600万円の助成金
 この額では各市町村には行き渡っていない現状。
   
 令和3年度市町村からの要望は1市町村当たり年24頭、1か月2頭

一方2022年どうぶつ基金の運営した「どうぶつ基金みやま」での手術数 
年間4.000頭で、同病院に対する無料不妊チケットの申請(需要)は約倍の8000枚ある事実。-これにどう真摯に向き合うのか?

福岡県に寄せられる野良犬・猫に対する苦情総数
以下3市含む
福岡市
北九州市
久留米市
令和元年犬・猫の苦情総数   13、118件

県の動物愛護センターでの譲渡犬・猫に対する不妊去勢手術32頭

福岡県動物愛護寄付金について
 野良猫の不妊去勢手術などには使われてない。今は募っておらず前回は
 猫舎の拡充のため。抑留期間を長くするためとか。

 令和5年3月29日の福岡県保健医療介護衛生衛生課長から公益財団法人
 どうぶつ基金あての回答について

 共生、殺処分の増加への懸念から地域猫活動の有効性に不妊去勢手術を
 あげている。 
 また譲渡促進のために動物愛護センターにおいて、譲渡対象の犬・猫に対
 して不妊去勢手術を実施しているが野良猫等に対象を拡大の予定がない。
 年間センターでは譲渡対象の犬猫30頭程度不妊去勢手術を実施
 「人と動物の共生、社会づくり」を目指す。

地域猫活動を担保するのが野良猫の不妊去勢手術である一方、県の地域猫活動助成金300万円の予算では、苦情数が天文学的な1万件以上の数字であることから、解決方法をどう考えているか、理解すればよいのか教えてほしい。

譲渡対象の不妊去勢手術は2次繁殖を防ぐことから当然である一方センターに持ち込まれるのが子猫が大半の現状から、その繁殖のもとは野良猫なので、不妊去勢手術はまず蛇口を止めなければ負の連鎖は終わらない。野良犬・猫の不妊去勢手術はセンターでは行われていない。

地域猫対策:1万件を超える異常な野良犬・猫による苦情数、県の姿勢では「共生社会作り」を掲げてはいるもののセンターに持ち込まれるのが大半の子猫であり、譲渡対象の犬・猫だけの不妊去勢手術に限るなら、また地域に生息する野良猫等の繁殖制限の対策がなければ共生は現実不可能である。

愛護法に言う共生、県が掲げる「人と動物の共生」を掲げるのなら野良犬・猫の不妊去勢手術・繁殖制限以外あり得ない事を自覚すべきであろう。

「人と動物の共生」を推進するには現状からほど遠い施策で形ばかりの地域猫活動の言い訳とも感じる。
そのためには予算を必要としない無料野良猫不妊去勢手術を動物愛護センターで実施し県民市民の1万件を超える多数の犬・猫苦情問題の解決につとめなければならない。

福岡県で掲げる「人と動物の共生」に可能性・・予測さえつかない現状、犬・猫の苦情総数13、000件以上に予算300万円の地域猫活動で福岡県はどう向き合うのか注視していきたい。




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