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令和3年10月に館野弁護士から愛猫が亡くなったとのご連絡をいただきました。以下お手紙の内容です。

1.私の愛猫クロちゃん、メス、23歳は生後3か月の時、橋本氏「現財団理事長」が主催して実施された東京の青山墓地に住むネコ200匹の避妊去勢手術を受けた中の1匹です。それ以来18年間墓地で元気に暮らして毎日餌を与え続けましたが、我が家に5年前に連れてきました。それ以来私の自宅でも墓地出身の他の猫数匹と一緒に楽しく暮らしていました。1年ほど前から少しずつ体調を崩し、令和3年10月5日自宅で死去しました。本当にクロちゃんは、墓地暮らしの好きなネコでした、私の心の中で永遠に生き続けることでしょう。

2.平成9年10月に仕事帰りの途中、タクシーを下車しました。偶然、青山墓地の中をのぞくと2-3匹のネコがいるのを見かけ、それ以来夕方に餌を与えはじめました。その後現場に詳しい餌やりの「故」田中氏から過酷な現場でネコたちが生きてることを知らされ、また私も悲惨な状況を体験しました。毎年母猫が目の開くか開かない子猫を連れて雨の中をさまよっていたり、子猫はその当時多数いたカラスの餌食となり、それは地獄でした。当時心ある人たちがせめて1日の命を長らえるよう餌を与えていたのでした。平成11年春そこに現れたのが橋本氏たちの女性数人で私には【天の助け】とはこのことだと思いました。それから一月以上かけて青山墓地内のネコ200匹の避妊去勢手術は終わりました。橋本氏の自己負担、時間、労力は計り知れません。動物愛護の精神が強くなければできないことです。それ以来青山墓地には静寂が戻りカラスも激減して地獄は解消しました。

私は5年前にクロちゃんを自宅に連れてきて以来青山墓地には行ってません。
猫があまりいなくなったからです。


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