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全国はボランティアベースで築き上げた、相島の猫たちの厚生を最大化する管理に学べ

今回も山崎好裕先生のFacebookから投稿をお借りいたしました、是非ご覧ください!

以下本文

かつて行政による猫たちの管理が一切行われていなかった相島だが、地域の各団体が協力し、財団の協力を得て全島のTNRを行った。当初遠巻きに見ていた住民も「鳴き声がうるさくなくなった」「尿の臭いがしなくなったと感謝の声を寄せている🐈

団体は全国から贈られた餌を猫たちに計画的に与えるだけでなく、全個体の体調や病気の有無を確認し、獣医師の協力を得ながらワクチン接種にも定期的に取り組んでいる。管理とはこのように、猫たちの厚生を最大化することを目指す、動物愛護的かつ科学的なものでなくてはならない🐈‍⬛

人と鹿たちとの歴史的な関係が維持されてきた宮島でも、行政が管理の名の下に一切の給餌を否定して現在に至っている。そのときに野生という概念が、鹿たちからすれば唐突なネグレクトを正当化するのに使われている。行政は、ボランティアと協力して、人と鹿たちが共生する望ましいかたちを、積極的に追求すべきである🦌

行政が責任逃れを図る場合、一知半解の理系研究者が呼ばれる場合が多い。しかし、私が知る限り、相島でも宮島でも、彼らの考え方は動物の厚生を阻害する偏向したものであった。動物行政においても、私のような社会科学者の利用を進める必要がある📚

引用:https://www.facebook.com/yoshihiro.yamazaki.395


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