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私が朝活を始めたたった一つの理由(参考にしないでください)

前回の、オードリーのオールナイトニッポンのイベントのライブビューイングの記事でいくつかいいねを頂きました。フォローしてくれた方も増えて、嬉しいです。ありがとうございます。
感情のままに書き連ねてしまい。やや恥ずかしいのですが今のところ後悔はしていません。ほんとのことしか書いてないから。
誰かの役に立つ記事、読まれる記事を書きたいと思っているのに。どこかで媚びとか下心があると書いてて行き詰まるし、読み手の方にも伝わってしまうのでしょうね。
私には、書きたいことを書いていくことしかできないのだろうな、と感じました。

さて、今回は「朝活」がテーマです。お役立ち記事と見せかけてそうでもなく、愚痴と、結果的にうまくいったというだけの話。

自分がやりたいことの時間確保のため、時間の有効活用のため、朝早起きして時間を活用する、というやり方があります。
そういう行動様式は別に昔からあるのですがいつからでしょう
「朝活」という言葉が使われ意識の高い人々の中でもてはやされるようになったのは。

私は朝活に対して懐疑的でした。
いいえ、それは言い方は語弊があります。
人生の中でいくつかの、「これだけは無理」と思っていることの1つに「早く起きる」というものがありました。何度も挑戦しては失敗し、もう私は早起きは無理なんだ、と諦めたのにまだ認められず、未練たらしく
「朝活なんてしゃらくさいや!」とうそぶいていたのです。

そんな私は今朝は5時半に起きてこのブログを書いています。
ここ最近、5時台か6時台には起きて、家事をやったり、ブログを書いてみたり動画を撮影、編集しています。約一か月そんな生活を続けているのです。
さて、超絶朝が苦手だった私がなぜ朝活が続いているのか。
その理由について(早く起きてしまったので)書いていきます。


まず心得ていただきたい

まず「こんな私が早起き、朝活を実現できてます。その方法を伝授しますのでみんなも参考にしてね」という話では全然ないです。
それは無理です。ご理解ください。

長年続けてきた生活スタイルとその変化

学生時代は朝が苦手で1限の授業なんて最初から出られたことない、という人でも、社会人になってから強制的に9時に出勤する生活を続けてきた結果、朝決まった時間に起きられるようになった、という人は結構います。

しかし、それは9時から始業なのでなんとしてもそこに間に合わなければいけない、みたいな働き方をしている人の話。
誰もがそういう働き方をしてるわけではありません。

私は「月の半分ぐらいが当直の仕事」みたいな独特の働き方をしていました。
当直勤務の日は、職場で風呂に入ってスウェットに着替えて歯も磨いて布団に入って寝ます。何かあったら起きて対応します。
夜勤とも違うけど自宅にいるときほどは眠れない、というようなスタイル。
朝から出勤という日は少なく大半の日は16時ぐらいから出勤して次の日昼ぐらいまで仕事して帰る、という勤務時間。

こういうのを大体15年ぐらい。仕事の日は多少睡眠不足になるので、次の日たくさん寝て昼ぐらいに起きてまた夕方から出勤、みたいな。
こんな生活だったので、朝自然と起きる体にはなりません。
(それと引き換えに、夜何かあればパッと起きられるようになり、少し対応してまた布団に戻ればすぐ寝られるし、布団さえあればどこでも寝られる体になりましたが)

しかし、子供が生まれてからは生活そのものがガラッと変わりました。

私は昼まで寝て夜活動したい派なんだよ!というような主張は子供の前では無力です。

真人間のように朝起きて昼活動して夜寝る生活。

仕事に復帰してからは子供を保育園に送っていく時間から逆算して朝起きる、という生活が始まりました。
それでも自慢できるほどの早さでもなくイヤイヤ体を引きずって起きるのですが、以前のような午前中ぐだぐだ寝ている日々と比べると大分規則正しい生活ではあります。

そもそもの理由は大変不本意である

さて、少しだけ時計の針を戻すと、現在のように早朝強制的に早起きる羽目になった時期が3年ほど前一時期訪れました。それは1人目の子供を妊娠中の時。
うちに住んでいる人ならざる存在、こいつがどういうわけか、私が妊娠してから朝5時とか6時とかに私のところにきて叩き起こすようになったのです。夫のところにはいきません。私です。

前の妊娠中の時は、そいつの対応をしてから二度寝していました。

元凶であるところの我が家に居つく妖怪


飼い主を叩き起こして腹を満たした後は好きな場所でお休みになられる

毎日4時とか5時とか6時とかに
髪の毛をガシガシする、おでこを舐める(舌がざらついていて痛い)、頭突きをしかけてくる。
眠さに負けて布団を被るが酸素不足に陥る。息継ぎで布団から顔を出した途端、キタキタ!いまだ!とばかりに起こしにかかってくる。
仕方なく布団から起きてご飯を出してあげるとガツガツ食べ始める。お腹いっぱいになると満足そうにどこかへ行って寝る。
ちなみに、自動給餌器で定期的にご飯は出しているから足りてない事はないはずなのだが。
自動給餌器の朝一を5:00とか5:30に設定してみたけどダメでしたね。5:00に自動で出てきたやつを食べた後に5:30に起こしにくるとか。お腹いっぱいなはずでは?それでもご飯を出せ!と主張してくる。

どう時間を微調整してもやはり早朝から起こされるのは変わり無し。

自分のエネルギー効率を最適化した結果の今

さて、出産後早朝に起こされる生活はぴたりと止んだのですが、これがまた復活したのが2人目の妊娠が分かったあたり。
なんで?私が妊娠してるの何で分かるの?それであなたのご飯の時間と何が関係してるの?

そして、夫がソファで寝落ちしてて明け方リビングにいる日なんか、夫を起こせば良くない?わざわざ遠い寝室にいる私を叩き起こすのなぜ…

さて、こいつに起こされるようになるまで、私は子供の寝かしつけが終わってから残りの家事や自分のやりたいことをやる、という生活をしていました。
しかし、子供と添い寝してると自分も眠くなるし、そこから起き上がるのはまあエネルギーを使う。

朝が苦手なので朝起きるのもエネルギーを要する。

エアコンも、起動直後が最も電力消費が大きいといいますよね。多分あれと一緒です。

これにプラス、猫に起こされて、いやいや起き上がる→二度寝。
再び朝起きる

これでは、一夜の間に「寝ていたいのに膨大なエネルギーを使って起き上がるタイミングが3回来る」
ことになる。
なんかエネルギーの無駄遣いな気がする

そこで私はある結論に至りました

子供が寝る、自分もそのまま寝る

猫に早朝起こされる→そのまま起きて残りの家事と自分のやりたいことをやる。

これなら「眠いのに起きなきゃいけない」タイミングは1回だけだし、睡眠時間も確保できる。
子供と同じぐらいの時間に寝るから早寝、猫に起こされて早起き、で健康にも良い。

このスタイルに変えてからは週5〜6ぐらいで早寝早起きとなり、朝から風呂に入ったりこうやってブログを書いたり本を読んだりしています。
まあ、猫なので4時とか無駄に早い時間もあって寝不足だったり、週一ぐらいで起こさない日もあったり、その辺の気まぐれは猫なので仕方がない。でもかなりの確率でまあまあいい感じの早起きとなっております。

心がけや気合や精神論では生活スタイルは変えられない

結局「明日から早く起きよう」という気合だけでは起きられるようにはなりません。よほど自分を厳しく律することができる人か、もともと朝が得意な人でない限りは無理です。
朝きまぐれに、ざらざらした下で顔をなめられたり髪の毛を引っ張られたり、頭をゴリゴリ押し付けてきて、この苦行に耐えるor起床、というひどい目に合うぐらいじゃないと無理です。
何が言いたいかというと、これぐらい差し迫らないと人間長年の生活スタイルや怠惰や体のリズムには逆らえないということです。

では、早起きしたい人は猫を飼えばいいのか。

そんなわけねぇ!

うちのやつは明け方にご飯が食べたい気分なのでそうしているだけで、こちらの都合では絶対にスタイルを変えない。
これを応用するとしたら、こちらでコントロール可能な猫型ロボットを開発するか、起床したい時間にベッドが傾いて落としてこようとするような仕掛けを作るか、それぐらいのパラダイムシフトがないと無理です。
朝活したいけど全然起きられない、と今日も自己嫌悪のあなた。
起きられるような生活スタイルにするためにはこれぐらいのハードルがあるんだよ、ということを心得てください。
私自身は何にも思いつかないので、自分で何か開発するか、もしくは諦めてください。

今後もこのスタイルでやっていくのか

わかりません。猫に聞いてください。


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