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〔雑記帳〕私の好きなゲーム

昔から、熱狂的ではないが、地味にゲームが好きだ。棒と球しか出てこないテニスとか、同じく棒と球だけの上に速すぎて絶対に続かないスカッシュとか、分かる人はどのくらいいるのだろう。

その後、うちに来たのはMSXという機械だった。アクションは昔から苦手で、「mouser」では何度も階段から落ちてゲームエンドになった。「ミステリーハウス2」、「続黄金の墓」などは自力で解いたが、「ハイドライド3」は弟が見付けた攻略法と、弟が作った手書きマップを駆使してクリア。序盤で、僅かなコインのためにこん棒を引きずって武器屋に行ったのは、私だ。

その後、プレステの「テイルズ・オブ・デスティニー」や「クロノ・トリガー」、DSではポケモンの「ダイパ」(子どもの発掘手伝い)などいろいろ遊んだが、それについてはまた次の機会に。現在は専らスマホのゲームばかり。最近はさぼってばかりの「ポケGO」もたまには遊ぶし、「タイムプリンセス」は今一番遊んでいる。その他、無料の脱出ゲームを遊んでは、重くなるのでアンインストールしたりしている。基本的に無料ゲームを無課金で遊んでいるが、数ヶ月に1度くらい、100~200円の課金をすることもある。ゲームを買って遊んでいた私には、どうも課金システムが合わず、なかなか踏み切れないのだ。

そんな中、「とても無料とは思えないレベル」のゲームに出会ったので、どうしても紹介したくなった。「ドアを開ける短いゲーム」というタイトルだが、私には、やり応え充分だった。グラフィックは優しく美しい。ストーリーは最初は良く分からないまま進むが、段々と少し切なくなってきて、最後は優しい。

そして、私が一番嬉しかったのは、そんなストーリーを私が自力で最後まで楽しめたことだ。アクションが大の苦手なので、簡単な階段やビルの端からも転落しまくる。普通はこうなると、一からやり直しか、ライフを削ることになるのだが、このゲームは「お土産」つきで戻してくれる。ゲームを進めるのに役立つお土産なので、これが非常に有り難かった。

また、簡単なワープシステムのような物もあり、方向音痴(ゲームでも健在!)で彷徨っても、どうにか行きたい所へはたどり着ける。まさに、ゲームが好きでストーリーを楽しみたい、なのにアクションができない、マップが覚えられない、私のためのゲームだと感謝感激した。作って下さった方に、熱く熱く語りたいほど、本当に楽しめたし嬉しかった。

また、私には「短い」とは思えないほど、柔らかな余韻の残るゲームだった。これが無料だとは、申し訳ないと思うくらい。もし興味のある方がいれば、ぜひプレイしてみて欲しい。アクションが得意だとサクッと終わってしまうかも知れないが、私のようにアクションが苦手なら、しっかり楽しめると思う。あくまでも個人的な意見なので、もしかすると合わない人もいるかも知れないが、無料なので気軽に試してみてもらえると嬉しい。

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