日本の実質失業率は40%非正規雇用

非正規雇用が問題視されてかなり経ちます。
非正規雇用は時給・日給で、例えば病気で休めば収入がその分止まります。要するにアルバイトであって、就業している人は就業先がないから仕方なくアルバイトしているという人が殆どです。
ミドル、シニアが多いわけですが、若年層もいます。

その非正規雇用が40%程度で年々増加しています。
だから実質的な失業者は40%と言っても過言ではありません。
さらに、大企業は就業者の正規雇用と非正規雇用の割合を、非正規雇用を拡大しようとしています。
非正規雇用がこれほど多いので膨大な数の派遣会社が存在しています。

何故非正規雇用を拡大しようとするのか?
1990年10月のバブル崩壊で日本の財務省と大企業は大変痛い目にあいました。
資本と金融の自由化以降、外貨流入出だけでも一挙にリセッションに陥ったり、インフレになったりするようになりました。
常にリストラできるよう備えをしようと考えているわけです。
大企業はリストラにかかる費用負担をなんとか軽減するために、非正規雇用割合が多ければコストがかからないでリストラできます。
派遣会社から派遣されている人件費はピンハネされているので採用側にとって安いわけではありませんが、メリットがあります。

大企業経営者は自分の立場を守っているだけで会社を守っているわけではない。
何故なら、高度成長期の創業者の時代から2世代3世代経っており、特に大企業はサラリーマン社長ばかりです。
サラリーマン社会では優秀な人が出世するわけではありません。
比較的誰にでも好かれる人が出世します。
仕事の実績は実績の上がる立場を任されれば実績ができます。
所謂リーダーはほとんどいません。
社員のリストラには何の感情もなく、自分の立場が在籍している間守られるためにどうするかしか考えていません。

依存型人間を量産してしまった結果
大卒の将来の希望は90%がサラリーマンになることです。
それが今の日本です。
起業家を目指す人もほとんどいません。
在日外国人はハングリーですから、日本で生きるためには独立して事業主になりたいと常々努力しています。
必然的に大企業の社長も在日外国人が増えました。
日本人自ら墓穴を掘っているのです。
大企業の社長に出世したら、自分が社長に在籍している間に自分の年収が何億円かをきちんと貰うこと、退職金を何億円かを貰うこと。
あとは会社は潰れたってかまわない。
そんな人ばかりです。
問題が発生した大企業のお粗末な顛末を見れば自明の事です。
でも、見かけは同じでも外国人はそんなに単純ではありません。
堕ち目になった大企業は、隙があります。
なんとかこの会社を・・・・
となります。
非正規雇用をリストラ先にして、使い慣れた、または支配しやすい自分と同じ国の人を幹部に持ち上げるチャンスを当然うかがっています。
日本人はボーとしてサラリーマンになる事を夢みて使われ、リストラされ、非正規雇用でこき使われるのです。

何をどうするかではありません。
日本人が目を覚ませることが先なのです。

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