総裁選で見えてきた本音を晒した人たち

自民党総裁選は河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4人が立候補した。この総裁選で自民党内の下剋上を含む権力闘争が浮き彫りになってきた不思議な総裁選である。

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史上最長の政権を樹立した安部晋三さんに確執を持つ人々が露骨になってきた。

その第一がマスコミではないだろうか。高市早苗さんは安部さんの傀儡だと云わんばかりに「安部ガー」がついてまわり、そもそも総理にふさわしい調査なるものが何度も報道された。しかも、その支持率はその度ごとに著しく違う内容だった。

マスコミでは石破氏、小泉氏、河野氏が国民的人気が凄いとばかりの報道で、菅政権で不人気になった自民で衆議院選挙を戦えるのかと不安にかられる若手議員(三回生以下)を動揺させた。

福田達夫さんが発起人で、若手議員が90人集まって結成された党風一新の会が話題になった。

安部支配に対する反乱という、さらに派閥の理論に左右されないのだそうだ。

小泉進次郎さんが河野支持、菅総理が河野支持と神奈川自民党選挙区の重鎮がこぞって結集した。そこ中で、なかなか決心のつかなかった石破茂さんが河野さん支持に回った。

安部さんの影響力と彼らは言うが、史上最長の政権を樹立して、体調理由で菅さんに政権を渡してまだ1年。そもそも、菅政権も安部さんの実績のお陰で最初は追い風でスタートしたのであって、安部さんがなんの影響力がないわけがない。

安部さんの影響があったから若手議員も選挙で快勝できたのではないのか?

その恩にどうのというのではない、国民がそれだけ支持した安部さんの意思は多くの議員が尊重する事は寧ろ当然な流れなのではないだろうか。

そもそも派閥がどうのとか、色々な理由をつけるが、党風一新の会の福田達夫さんは世襲議員ではないか・・・・

河野さん、小泉さん、石破さん、みんな世襲議員ではないのか?

すなわち、若手非世襲議員の選挙への不安を煽り、古い自民党の権力争いを始めたにすぎない。

派閥ではない、党改革だと言っても、それは派閥横断の別次元の派閥にしか見えない。

その証拠に、立候補者と意見交換と称して踏み絵を踏ませている。

その姿は派閥の長と同じだ。

今まで安部ガー、ガースーガーと盛んに煽り続けてきた新聞記者は反安部となれば何でも良いという姿勢で、「森友を調査するのか?」など印象操作に懸命となった。

安部さんが立候補しているわけでもない総裁選で、安部さんが悪いのだと云わんばかりの印象操作が進められ

岸田さんは一度は森友調査すると言って、後で訂正している。

河野さんも石破さんは調査することに賛同したと報じられたが、後で否定した。

高市早苗さんを安部さんが支持した事で、最初は高市潰しの情報戦らしき動きがあったが、高市さんがどんな政策対談でもそつなくこなす人であると認識されるに至ってマスコミの方針が変った。

記者クラブの会見でも、高市さん野田さんに質問しないで、河野さん岸田さんだけに話をさせる。

河野さんと岸田さんの戦いなんだと印象ずけて、若手議員と党員に動揺をもたらそうとする。

しかし、昨今のスマホの普及で年配者までスマホでツイッターなどに参加するようになった。

ここでは、河野さんの日本端子についてや、官僚を怒鳴りつけている動画などがツイートされた。

マスコミや左派系、何故か野党までもがフェミニズムと称して高市批判を展開した。

しかし、SNSでは高市早苗さんの人気が日増しに拡大していった。

昨今、SNSを中心にネトウヨ(ネット右翼)という言葉が使われるようになり、高市さんを右翼のように攻撃する人がいる。

女性を総理にすべきだと言っていた自称フェミニストが「女性なら誰れでもいいわけではない」という似非フェミニストを匂わせる転倒した発言が多数あった。

総裁選で色々な事が見えてきたと思う

フェミニズムと称する職業フェミの薄弱さ、言葉だけで保守です、派閥支配のないクリーンな政治と言っている人の本音。

この膿を掃除するには、まだまだ時間がかかるのだろう・・

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