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ペットショップで猫を買うのは悪か?


ちょっと家の猫にトラブルがありnote書くのが遅くなりました。

保護猫シェルターに通い始め、ちょうど1ヶ月が経ちました。20数匹いる猫ちゃたちの名前を覚えるのに苦戦している下僕です。

今回は少し路線を変え、タイトルの件について僕なりの考えを書きたいと思います。現在うちで飼っている猫ちゃは元野良猫で、同じ地域に住むおばちゃん(自称保護猫活動家)から「子猫が生まれているのでどうか」とお声がけいただき、我が家に迎えることとなりました。

猫の飼育頭数と入手方法

一般社団法人ペットフード協会の調査(2020年)によると、現在の飼育頭数は犬:約850万頭、猫:約960万頭であり、猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回っています。

猫を迎える方法には、以下の3種類があります。

①買う(ペットショップ、ブリーダー、通信販売)
②引き取る(保護団体、知人)
③拾う(近所での運命的な出会い)

ある企業が調査したものでは、猫の入手経路としては、「友人・知人から譲ってもらった」が最も多く、次いで「ペットショップで購入」「動物愛護団体などから譲り受けた」となっています。

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この調査では動物愛護団体からの譲渡は”民間”からの譲渡のため、保健所などの”行政”からの譲渡には含まれていません。「その他」の割合も高く、その詳細は不明です。

この結果を見て、皆さんはどう感じましたか?僕は「友人・知人から譲ってもらった」が一番多いのは意外でした。

ペットショップは悪か?

では、ここからはタイトルにある”ペットショップで猫を買うのは悪か?”について触れていきたいと思います。

つい先日、犬と猫の漫画で有名な松本ひで吉さん(@hidekiccan)のツイートにこんなものがありました。

松本さんがこのツイートをした真意は分かりませんが、リプ欄には「ペットショップで買ったことを悪のように言うな」「ペットショップでも保護団体でも飼育環境は大差ない」など賛否が分かれています。

ここからは僕の意見です。

僕はペットショップで動物を買うことは”悪ではない”と思います。松本さんも買うことや買う人(飼い主)自体を悪とは言っておらず、そのような劣悪な環境下での飼育や見世物にすることを悪と言っており、悪質なペット生体販売業者の闇や動物福祉への問題提起ではないでしょうか。

入手方法は何であれ、猫ちゃが幸せならそれでいいと思います。ですが、猫ちゃの可愛さ・愛おしさはどこにいる子でも持ち合わせています。ブランド猫だろうが雑種だろうが、みんな素晴らしい一面を持っています。なので、猫を家に迎えたいと考えている人は上にも書きましたが、色んな方法を検討した後に猫様を迎えて欲しいです。

ペットショップにいる子は劣悪な環境下で人間のエゴと利益のために繁殖させられ生体販売されている背景があったり、野良猫の子は多頭飼育崩壊の末に道端に捨てられていたりする背景があります。

各猫がそこにいる背景は様々だと思いますので、それらのことを踏まえて、「この子と一緒に暮らしたい」と運命的に思える猫ちゃをおいしいご飯があり、へそ天で寝られるような温かいおうちで迎えてあげてください。

これだけは言えますが、「ただ見た目が可愛いから」というだけで猫ちゃを迎えることは絶対にしないでください。

すべての猫ちゃがのびのび暮らせる社会に皆さんでしていきませんか。

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