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半日で作るレンガの道

ちょうど一年前に、この道を作った昼。
昨日のことのように、今はっきりと思い出す。

この道を作ります

というわけで、菜園作りの際にも写真に出てきていたガタガタのレンガの道は今からちょうど一年前、自分1人で驚くほど適当に作った道なのだが、今日はその時のことを振り返る。

そもそも5月を過ぎると庭の雑草は猛威を奮い、もはや立ち入れない箇所がたくさんできてしまっていた。
この場所はそもそも小道として設定はしていて私と馬超の通り道となっていたが、油断すると雑草がすごいことになっていたのでいっそレンガの道にしようかと思い、かなり前に園芸店でレンガを購入していた。

基本デッキしか行かないがここらへんだけはなぜか行きたがる馬超

そのままずっと置きっぱなしだったレンガをいいかげん使わなくてはと、とある休日重い腰を上げる。

以前庭師さんにもざっくりの作り方は聞いていたが、とりあえずネットでも大まかな作り方を見てみる。
思ったより大変そうだ。
私と馬超が通るだけの道だし、レンガがとりあえず敷いてあればいいのではないか。
めんどくさいのがとにかく嫌いな私はかなりの自己流で作ることを決意する。

まずは道となる場所をシャベルで掘る。
レンガの個数を考えるとあまり広い幅にはしたくない。

水平を測る、幅を測る、は全て無視…
レンガは園芸屋さんで安く手に入れていた

ざっくりレンガが置ける道幅を掘った後、当日の朝急遽買いに行った砕石を置いていく。確か2袋くらい買ったと思う。

本来はこの後に砂を巻いたり、そもそもその前に除草シートを置いたりするのがベストなのだろうが、この時は一刻も早く完成したくてそれら全てをすっとばした。

ちなみに今となっては除草対策はきちんとしておけばよかったと後悔している。

置けた、レンガは重い、疲れた

レンガを全部置き、バランスを見たらこれまた急遽買ってきた砂を間に入れていく。

すでにガタガタだがそれっぽいので気にはしない

というわけで、史上最速のレンガの道作りが完成。
かかった時間、およそ3時間。

少しすると、通行人(猫)第1号の馬超がやってきて満足そうに座った。
この猫は何をしたら飼い主が喜ぶかよくわかっている。

どうだ、お母さんの作った道だぞ
反対から見るとこんな。手前の板は庭にあったのをなんとなく追いただけ


はじめはガタガタさが目立っていた道だが、日が経つと緑に囲まれ雰囲気はよくなった。アンティークレンガを使ったのでこなれ感もすぐ出た。
ピシッとしなくても違和感がないようにするためにはレンガの選び方も重要だと思う。(と、偉そうに言えるほど成功はしていない気もするが)

遠目に見るといい感じ
近くで見ると、やっぱりガタガタやーん


あれから一年が経ち、道として機能はしているのでこの適当な道作りでも自分的には満足している。
ただ先ほども書いたが、間から生えてくる雑草は取りにくいし、レンガ自体を持ち上げてさらにガタガタになるしで、この部分はもう少し対処しておけばよかったとは思う。
間から生えてくる雑草の見た目は物語チックで悪くないけどね。

畑作業にも大活躍のレンガ道

プロの方や几帳面な方からしたら信じられない道作りだと思うが、別に自分の庭だし、もう好き勝手やればいいのだ。

というわけで世の中の方に勇気を与えるであろう私のレンガ道作り。
参考にしていただけたら幸いです。

いや、絶対参考にしないでね。

畑を作る前の道、モジャモジャすぎて遺跡みたい 笑 


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