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大学生向けシリーズ ~大学生1年生は研究室へ行け~

 こんにちは。こんばんは。猫だるまです。
本日は、大学生1年生は研究室へ行った方が良いという話をします。
私は工学部出身なので、理系学生向けになると思います。

 この記事を読めば、大学生になったは良いけど、なにをしようか?
の「なに」が見つかると思いますので、ぜひ読んでみてください。

そもそも研究室配属はいつ?

 理系学生は、必ずどこかのタイミングで研究室配属が行われます。
おそらく早ければ大学3年、遅ければ4年になってからだと思います。

 そうして、研究室配属が行われた後に、
卒業研究に取り組むのが基本的な流れになります。

早めに研究室に行く利点

 配属されてから、卒業研究をはじめるなら、
大学1年生のうちから研究室に行く必要がないのでは?
と思うかもしれませんが、早めに研究室に行く利点は、
沢山あります。以下に示すのが、その利点です。

  1. 研究内容を知ることができる

  2. 研究で使用している物を知ることができる

  3. 研究室の雰囲気を知ることができる

  4. その研究室に行くにはどんな知識を身に付ければ良いのかが分かる

  5. どの講義に集中すれば良いかがわかる

  6. 目標が見つかる

 ざっと、こんな感じです。
ここからは、具体的なイメージを持ってもらうために、
私の体験談を交えながら、ご説明します。

研究内容を知ることができる

 私は人工知能に興味があったので、それに関連する研究室を志望していました。

 私も大学の先輩から、早めに研究室の教授に連絡して、会いに行った方が良いという話を聞いていたので、すぐに教授に連絡して研究室の見学に行きました。

 その際に、教授からその研究室で行われている研究内容について教えてもらいました。これが、先に述べた「1.研究内容を知ることができる」です。

 このときに、自身が想像していた人工知能の分野との相違が無いことを確認し、さらに具体的な研究内容を知ることができたので、自身の研究室配属に向けたモチベーションも上がりました。

研究で使用している物を知ることができる

 研究内容を教えてもらった過程で、研究ではどのような物を使用しているのかも教えてもらいました。
 私はそこで初めて「プログラミング」と「ラズベリーパイ」という小さなコンピュータがあることを知りました。
これが「2.研究で使用している物を知ることができる」です。

 なにをすれば良いか分からない時というのは、そもそも取り組むための題材を知らないことがネックです。
 研究室に行くことで、そういった題材があることを知ることができます。

研究室の雰囲気を知ることができる

 こういった研究内容などは、もしかすると研究室ごとのホームページなどにも載っているので、直接研究室に行く必要はないかもしれません。

 しかし、研究室の雰囲気というのは、現場に行かなければ分かりません。
それが「3.研究室の雰囲気を知ることができる」です。
やはり人間ですので、研究室の雰囲気が自分に合っているかどうかは重要です。それは、教授の人柄も含めてです。

 幸いなことに、私が志望していた研究室は、雰囲気も教授のお人柄も、
私に合っていたので、安心しました。

その研究室に行くにはどんな知識を身に付ければ良いのかが分かる

 見学の最後に、その研究室に行くには何を勉強すれば良いですかと、
教授に聞きました。

 すると、教授はまずはこれを勉強すると良いよと、快く教えてくれました。これが「4.その研究室に行くにはどんな知識を身に付ければ良いのかが分かる」です。

 このとき、私は、私が取り組むべき題材を手に入れることができました。
この時点で、「時間はあるけど何をしようかな」という悩みは解決です。

どの講義に集中すれば良いかがわかる

 こうして手に入れた題材を進めていると、たまに大学の講義の中で耳にした単語が出て来ます。
 そして、「あの講義で言っていたのはこれか!」とか「今の講義の内容は、自分が勉強している内容に活かせるのでは?」というアイデアが出てきます。
 これが「5.どの講義に集中すれば良いかがわかる」です。

目標が見つかる

 そして、最終的には勉強した内容や講義の内容を踏まえて、こんなことを実現したいという目標(研究テーマ)を見つけることができます。
 これが「6.目標が見つかる

 このように、研究室見学に早めに行ったことで、
私の大学生活はより充実したものになりました。

 しかし、私が初めて研究室見学に行ったのは、大学3年生でした。
もっと早く言っていれば、大学2年生や1年生の時から、プログラミングの勉強などができたかもしれないなと感じています。

 そのため、ぜひこれを読んでくださった皆さんには、
早めに研究室に行って、自分のやるべきこと、
やりたいことを見つけてほしいと思います。

まとめ

 今回は、大学1年生のうちから、研究室見学をして、
自分が取り組む題材を見つけよう、というお話でした。

 何事も遅いということはありませんが、
早いに越したことはないので、ぜひ試してみて下さい。

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