ととのえ茶会に行って茶道について考えてみた
とある先日、86歳の知人から茶筅と茶杓を頂いた私。
せっかく頂いたので抹茶を買って家の台所でこんな感じかなぁとなんとなく点ててみること数回。
うーん。。美味しいけどこれでいいのかよくわからない。
そんな日々を過ごしていた私がたまたま目にしたタイガさんによる「ととのえ茶会」
とてもタイムリーだったのでポチッと参加してみることにした。
私はタイガさんに会うのは初めて。
そもそも整体師だと思っていた人だったので
茶道もやる人なのか??
茶道体験、夕食、整体つきで5000円?
てんこ盛りな内容だけど?
お茶の先生はいるの?
いったい何人来るんだ?
そんな疑問をたくさん抱きながら。
当日、そのお茶会が開催された場所は、とても趣きのある風情を感じる建物。
中に入ると主催者側らしい男性からポットに入ったトゥルーシーのお茶が提供される。
この人は一体誰だ??
そして、タイガさんお手製の食事が次々に運ばれてくる。
緊張しながらもどれも美味しく頂く。
私のお気に入りだったのは紫キャベツのサラダみたいな和物。食べたことのない感じの料理でなんだかクセになるお味。
また食べたい。
この日、参加した方々とそれぞれ自己紹介などをしながら時は過ぎる。
そんな中、そこにいる男性がどうやらお茶の先生らしいことがわかる。
え? マドンナにお点前を披露した??
その辺にいる品川のマドンナでなくて?w
ananとかのメジャーな雑誌に茶道について語っているではないか!
どうやら世界的に活動されている方みたいだ。
まさかこんなお茶会だとは思ってもいなかった。
そして、美味しい食事を頂いた後はいよいよ茶道体験へ。
最初にタイガさんによるお茶を入れる一連の所作を見せて頂く。
なんでも聞いて下さいとのことだったので、ナゾの多い茶道についてのあれこれを質問する私たち。
その後、1人づつ丁寧に指導を受けながら実際にお茶を点てていく。
茶道というと、雑念を捨て1つ1つの所作に丁寧に向き合い、ただそこにある今を淡々と集中して己れをみつめていくというような禅の思想を私はイメージするけれど、その心とはいったいなんだろう?
瞑想にも近い感じ?
それでも、1つの動作に丁寧に向き合うという行為はとても心地が良く、どこか別の次元空間にいるかのような感覚になるのは、このお茶室が放つ独特のバイブスのせいかもしれない。
最後にタイガさんから肩の辺りを整えて頂き、食事、整体付きの茶道体験は終了。
今回ご一緒した方々とのお話もとても楽しく、あっという間に時が流れていき
もうこんな時間!帰らなくては!
振り返るとそんな心境だったのを覚えている。
何かと雑多な日常から離れ、このような時間を持つことはとても贅沢なことなのかも!
初心者向けのお茶会だから誰でも気軽に参加できる。
私は勇気を出して参加して大正解!
禅の思想とか少し興味出てきたなぁ。
主催者の皆様、場を共有して下さった皆様に感謝を込めて。
初めて投稿してみたノート。
読んで下さりありがとうございました!
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