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ベン君のその後

若い頃から長きにわたって外耳炎に悩まされていたベン君。
7月頭辺りから兼ねてより患っていた外耳炎が再び悪化をしてしまい、色々とお薬での治療を行って参りましたが治療の甲斐なく閉塞耳道となってしまいました。

閉塞耳道というのは、炎症によって耳の穴が腫れて閉じきってしまった状態の事。

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通常猫ちゃんは自動的に耳の中のゴミが外に排出される体のつくりをしているのですが、その機能を妨げてしまうのでこのままではベン君の耳の中にはゴミがたまりっぱなしに!!
そうなると耳の中のゴミに細菌が繁殖し再び中で炎症を起こして最悪の場合は脳にまで菌が行ってしまって命を落とす可能性があるというのです💦

そこで耳の中の換気をよくするために、新しく耳の横に穴をあける手術を行う事になりました。

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先生の頑張りも御座いまして手術は大成功😸💕
無事に新しい穴もできこれで一安心と思いきや
二ヶ月ほど経過したころ手術をした耳の穴からとんでもない異臭が!!
もしかして折角開けた穴が塞がってしまったのかしら💦

なぜそうなってしまったのか二つの病院に診ていただき原因を探ってみたところ

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手術時はこのように横に寝転がっている状態で手術を行い、この大勢だと耳の穴は開いているのですが

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このように頭を起こした状態になると耳の上の部分のお肉が重力で垂れ下がり折角作った穴を狭くしてしまいそれで上手に換気が出来なくて中で菌が繁殖を始めていたようでした。

当初はもう一度手術をしなくてはならないかもしれないと診断を受け、その場合今度は耳を全部切除してしまう大手術です!(そうなると顔面マヒ後遺症は更に濃厚)
莫大な手術費用も掛かってしまう為れおんの売り上げだけでは厳しいし再び募金を…😿💦
とれおんスタッフパニック状態でしたが幸いなことに耳の穴は塞がってはいなかった為お薬治療をすることが出来ました!

とはいえお薬が効かなかったら今度こそ耳を切除する手術なんですけどね…
そこからはお薬が効いてくれ!!と祈るような気持ちで毎日ベン君のお耳にお薬投薬。

ベン君は大人しくお薬を入れさせてくれて本当に本当にいい子でした!!こんなにいい子はいないってくらいにいい子でスタッフは涙が出そうです😿
お耳が治るように協力してくれてるんだね
絶対によくなるよ!
ベン君のFANも応援してくれてるよ~!!

そんな思いが通じたのかひと月後には耳の異臭がなくなって細菌感染もストップしてくれておりました!!

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手術で毛刈りしたところもすっかりフサフサです♡

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えらかったねベン君!よく頑張ってくれました!!

とはいえ、お耳の換気が良くない事には変わりはないのでこれからも細菌量のコントロールを行わなくてはなりません。外耳炎とはこれからも気長なお付き合いが必要なのです。

生きてるといろんなことがあるよね
ベン君は慢性腎不全もステージ2だし。

そんな体にも関わらず毎日元気にれおんの猫ルームを闊歩してくれる姿は私達スタッフに元気を与えてくれます!

これからもゆっくりのんびり年を重ねていこうね、みんなの愛情につつまれているからきっと長生きしてくれる♡
そう信じて今日もベン君の耳にお薬を投薬するのでした。

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