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毎日投稿200日!もう叫びたい!!!「ゼルダの伝説 風のタクト/HD」!

おはようございます。コケと申します。
ゲームのこととかを毎日書いていまして。

先日ついに200日!!


noteをはじめたころは毎日投稿?
いる?それ?みたいな感じでしたが

ゲームしているとあれこれ思うので
別になにを言ってもいいんじゃない?
と思い、続けてきました。

カッコつけず否定せず
ゲームって楽しいじゃん?ってことを
意識しながら描き続けて200日…。

なんだか遠くまできたような気分。

200日目ってなんかセレモニー的なものがいいと
思ったのですが、ゲームのことを中心に書いているばかりで自分のことはあまり話してない。

まぁそれも「ゲームのことに自分は関係ない」ので、置いてきたつもりです。

しかし奇跡的にもいつもお世話になっている
博士とゆうかさんとの共同マガジン

「ピコピコマガジン」というのを
やらせていただいているので
まぁ少しばかり自分語りも入ってもいいかなと思い筆をとりました。筆じゃないけど。

まぁ人間誰しもレベル40になれば
そこそこの経験値もありますよね。

ためになるようなお話しはありませんので
あしからず。

まぁ言うてもやっぱりゲームのお話しですけど
最後までお付き合いいただければこれ幸いです!


ぼくは毎日今でこそゲームに明け暮れていますが
高校卒業あたりはゲーム一切していなかったんですね。

ゲームがどんどんリアルに変化していって
グラフィックがキレイになっていく反面
「なんか…ちがう…」と
違和感が増していって、ゲームしなくなっていきました。

高校生の時は周りの友達たちよりは
アルバイト収入が良かったので
毎週なにかしらのゲームを買ってはプレイして
翌週の休みに引きこもる計画を実地。

16-17歳くらいには200本くらいのゲームが手元にありました。

なんでこんなにゲームばかり買ってしまうのだろうと。

自分はもしかしてなにかしらの依存性を抱えているのかと悩んだりもしました。

ゲームだって5000円はするものだし
当時ハマっていたプレイステーションも
25000円台が平均ですのに
トータルで6台は買いましたし。

プレステはすぐにディスク読み込むためのレーザー光を放つ「目玉」みたいなのが動かなくなるんですよ。

ロードしない!ってなったら
プレステを立てかけたりひっくり返したりすると元気出るのですが
それでもダメならほんとにダメです。

今でもモニターがくっついているプレイステーションoneというちっちゃい本体で遊んでますが

こういう経緯があるものでなかなか起動できずにいるんですね。もどかしい。

そんなゲーム依存性も上等だわかかってこいやのコケ青年。

時代は移り変わり、先のゲームしない日々へと変わっていきます。

友達は多かったし、毎日誰かしらが遊びにきたり付き合いで朝までカラオケ行ったりの日々を繰り返す。楽しい…楽しいけど…。

退屈だ…。

友達たちとも一緒にいても心がカラカラになっていく感覚。

その場限りの会話をするだけで
べつに今じゃなくてもいいことをしている。

時間だけが無駄に消費され
いや、浪費してしまい
退屈に心を支配されていく。

自分ってなにがしたかったんだっけ?

ゲーム?でもなぁ…。と
退屈な時間を埋めるためにゲームをするのがどうしても許せなくてゲームもしません。

どうしてあの頃あんなにゲームを買っては楽しんでいられたのだろう。

ニタリヨタリなことばかりしてよく飽きずにゲームを楽しめたのだろう…。

でもゲームなんて。そんなもんじゃん?

子供だから楽しめたんだよ。
それでいいじゃないか。
大人はもっと経済とか法律とか社会の仕組みみたいなものを学んで、ビジネスを叩き込むんだよ。

時はちょうど就職氷河期と呼ばれる時代。

どこの企業もコスト削減で
人件費を削るのに必死でした。

ぼくはかする程度でしたが、ぼくより上の世代の方々はほんとに苦労したと思います。

これからを生き残るためにもゲームしている場合じゃないだろうと。

多くの著名人はやりたいことをやれ。と声高に叫んでおり、それが世に中の人の多くに響いておりました。やりたいことをやれという方々の多くはやりたいことだけがやれたじゃないか…とか生意気にも思いましたけどね。ほほほ。

また今までの日本的なやり方にNOを唱え、蹴落とすだの蹴落とさないだのの物騒な世の中にシフトしつつありました。

ようは「ついていけないやつは弱い奴だ。そんな奴らに構ってはいけない」とでもいう風潮も流行りました。

ぼくは完全に「弱い奴」。

やりたいことがあればやればいい、とは言うのだけど、それは「やりたいこと」がわかってる人が言う言葉で、おおかたぼくは「やりたいことすらわからない」のが正解。

ゲームをしているからってなんになる…。
今でこそ、YouTubeなりTwitterなりゲームをしていくことで生活が成り立つ道もあるけれど、
当時はそのどちらもない閉じた時代。

ただでさえ資格だ学歴だで忙しいのに。

ゲームをすることが申し訳なくなったと同時に
先のなんかちがうも合わさりゲームしませんでした。今思えばなんと情けない…。

カラっぽの日々を過ごし
毎日恒例の夜更かしカラオケからお家の帰ると

テレビで「ゼルダの伝説  風のタクト」のCMが流れていました。


全身を打ち砕かれました。いや、
今思えばカラカラの身体に突風が吹き抜け、まるでリンクがタクトを振った時のように自分の人生の風向きが変わったのを感じました。

自分の人生の風向きは
自分で選んでいける。

そう風が運んできたのです。多分。

周りのみんなの意見もそれはそれはすこぶる不評で誰も買うことはありませんでしたが、ぼくは開口一番「買う」と宣言。


ココロのカラカラを潤すためとかではなくて
「やりたいからやるんだ」と
なんか決意めいたものが湧いてくるのがわかりました。自分がしたいのは、ゲームなんだと。


どこまでも海しかない。

それがなんになる?とよく言われましたし、今もなんになると言われれば「なんになるのかなぁ?」とはっきりしたものは分かりません。

でも「好きという気持ちをむげにしたくない」のは確かです。

どんなことでもそうでしょう。

マネーゲームで生計立てる人だってプロ野球選手だってそもそも「好きでなければ」始めることはありません。多分。

好きという想いに背を向け続けた日々が
カラカラの毎日をつくっている。

だから胸をはってゲームが好きだと言うことにしたのです。当時としてはかなり異端児だと思いますよ。

今でこそゲーマー(ゲームをする人、もしくはゲームで生計を立てている人)は市民権がありますが、公に「ゲーム好き」を公言するなんて、大人の写真集を読んでますって街頭演説するのと同義語ですから。いい時代になったもんだ。

発売日にゲーム屋に開店ダッシュして
オレンジ色のゲームキューブと風タクをレジに持ってスタンバイ。

ゲームキューブだって当時30000円して風タクも新品。おまけにメモリーカード。お給料初日に散財です。

でも一切後悔がない。

あの頃悩んだ「なにかしらの依存性なのかな」という悩みもすっとこどっこい。好きなものに好きなだけお金を使う事の気持ち良さがたまりませんでした。

あれだけ買い漁ったゲームは確かに依存性かもしれない。

でもそれ以上に「ゲームが好きだったんだね」とその時感じました。当たり前といえば当たり前ですし、いやそこ分かれよとも思いますが。

当たり前過ぎて見えなかったのでしょうね。
あはは〜。

スイッチを押してコロコロ転がるゲームキューブの立ち上げ音、ドシンと着地と同時に始まるオープニング。

波のざわめきと風が抜ける音、たんたんたんとウクレレのような弦が弾かれ…。次第にポコポコと太鼓入って…メインテーマが流れる。

風に吹かれるネコ目リンクが丘から遠くを眺め
リンクをかするようにカメラが横切り、地平線の彼方を映し出し、タイトルバック。


HDバージョン。

もう泣きたかった。
叫びたかった!いや叫んでたかな?

これだよ!こういうゲーム!
したかったのは!!!


夢中になって昼も夜もぶっ通しでプレイして
最後のエンディングに号泣。

ゼルダの伝説の舞台であるハイラルは
こちらの歴史では「海の底」に沈んでいます。

当時のハイラル王は沈みゆく王国と共に自身も消えゆく事を告げます。

ゼルダに
「また探せばいいよ!船だってあるしさ!」
と説得されますが、ハイラル王は
「そこは自身が探していたハイラルではない。」
「そこは君たちのハイラルなのだ。」
「だから…自分たちで探し出して欲しい。君たちのハイラルを。」と若い2人に未来を託します。

今思えば、ちょうど任天堂も社長が山内氏から岩田さんに変わり、時代の節目でもあり、若者が夢を見なくなった時でもあります。ぼくがそうだったように。壮大なメッセージですね。

岩田さんが亡くなったと時は親の死よりもショックでした。
もう両方親もいないので肩の荷はおりていますけどね。

それからはまぁ社会的には負け組でしょうし、弱者の言い訳かもしれませんが、ぼくはぼくですごく心地いい人生を進んでいると思います。

自分の海図はどんなものになるのかも分かりませんが、「ゲームが好き」なだけでnoteを続けてきました。

バズる、バズらないも気にならなくはない、というのは本音ですが、書こう!と思ったことは素直に書いていきたいと思っております。

リンクのように、2つ返事で世界を救うことを決意できるような、そんな「風通しのいい人間」でありたいのです。

いつもスキをくださる皆さま、
ほんとにありがとうございます♪

コケでした〜。



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