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人の生き様、終わり方に人生どう向き合うのがベストな選択なのかを考えさせられた

還暦を迎えると、見送る機会が多くなったと思う。

友達、親、親戚・・・
その生き様や、終わり方から、いろいろ考えさせられることは多いわね。

生き方って、その人の人生に対する考え方、そのものなのよね。

人生をどんなふうに考えて、どんなふうに立ち向かっていくか、あるいは物事に取り組んでいくか、 そういうことって一人ひとり皆違うのよね。
そしてそこに、これが正解と言うものもない。

あと、人の人生を見送るたびに、普通に生きていることのありがたさをつくづく感じるの。

これって最近と言うわけじゃないのね。
もっと前から…
思い返せばもう随分前から…
本当に考えさせる出来事がいくつかあった。

祖父や祖母が亡くなった時もそうだったんだけど…

なんといっても心に残ったのは、子どもの同級生たちや、同級生の親御さんたちのお葬式ね。(1回や2回じゃないのよね)

生まれて数年で本当に別れが来てしまうんだとか…
残りの子どもの人生を見ることはできないんだとか…

お葬式の場にいた子どもや親、誰も何も言わないけれどしみじみと思ったはずなの。
本当に生きていることのありがたさや大切さを身に染みて感じたのよ。

生きると言う事は大変だけれども、毎日の生活の中に、小さな喜びや楽しいことも、ちゃんと見つければあるのよね。

マダム♡千壽だってそう。
どうしようもないくらいの八方塞がりだった時も…
見上げた青空の方だけを見ていたい。
生きてるだけでありがたい。
そんなことを必死で思ってた。

自分の気分をコントロールできるのは自分しかない。
ありがたいと思ったらありがたいことが目の前に見える。
くさくさした気分になると気分でいると、そういうものしか見えなくなる。

どうせ同じ時間を生きるなら、自分を楽しいほうにコントロールしたい。
つとめてそうしてきたつもり。

人と比べても仕方がない。
よそはよそ!うちはうち!
決して裕福とは言えない我が家だったけれど、毎日笑顔で食卓を囲みたい。
なぜなら、一緒に過ごせるのは今しかないから…

来る日も来る日も4時間睡眠で、慢性的に睡眠不足でがんばっていた時も、それだけは忘れないようにした。
あの頃の私、よくがんばった!

そして、 ここ10年の間に、今度は親や親戚を次々見送り、その生き様や終わり方を身近に見せてもらうにつれ、自分はどう在りたいかを考えさせられたわ。
遺品整理を何度やったことか…

いや、そうして、みんなが私に教えてくれているのかもしれない。
毎朝そんなことを思いつつ御仏前で手を合わせているわ。

割と、親も親戚も努力家が多いし、真面目な方ではあるのよね。

ただ、両極端な面があって・・・
それが、 人生に対して前向きか、後ろ向きかと言う点なの。

そしてそれは人生そのものに大きく影響するのよ。

あと、他人のことをどれだけ思いやれたか、逆に固執するかということや、自己肯定感が低いか高いかなども、人生全体として見れば大きく違うの。

最初から自己肯定感が高い人なんていなくて、頑張って自己肯定感を上げるために努力し続けた人が、徐々に自分を受け入れられているだけなんだけど…

前向きな人は表情も明るいし、後ろ向きの人はどんどん老けていく。
努力家で自分の好きなことに熱中して前向きで楽しそうな人生を送っている人は、一見若々しいイメージはあるわね。

歳を取るって人生が顔に出るようで怖かったわね。
私も自分の表情を見てこれはやばい!と思ったこともあるわ。

自分がこうやって死にたくないとか、悪い方、悪い方を見て、そんなことばかり考えてた人はその通りになっていくし…

充実した楽しい人生を送ってて若々しくても、一番身近な家族を思いやれなかった人は、最後にしっぺ返しをくらうし…

仕事も遊びも頑張って、家族を大事にして好きなように生きていた人は、好きなことをしている最中に人生の幕を閉じてしまったわ…

それぞれの生き様と、終わり方にいろんなことを考えさせられたの。
何がベストかなんて分からないけれど、自分自身はこれだけは心がけたいと思っている。

  • 自分の力でなんとかなることに関しては前向きに努力する

  • 全て自己責任・人のせいにしない

  • 人は人・自分は自分・人と比較しない

  • 家族や身内を大事にするが適度な距離感を保つ

  • 自分を大事にすると同時に周りも大事にする

  • 人の想いや望みも慮る

なんだか挙げていくとキリがない…

私たち世代って、還暦から【どのように幕を引くか】に向かって生きるのだから、人生とどう向き合うかは最後まで考えていきたいわ。
そしてスマートに自分の後始末をしながら残りを生きたいわね。

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