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私たちが人生でなさねばならないこととは?

みなさん、こんにちは。
ねこばすです。

先日ある方とお話を1時間程度させてもらい、楽しい時間を過ごすことができました。
話の内容は雑談。
女性同士で、仕事や結婚についてが多かったです。

で、生じた疑問。

単身の皆さんは結婚願望ありますか?
あるとしたら、なぜ結婚をしたいと思いますか?

今の私は、結婚願望はゼロではありませんが、限りなくゼロに近いです。
願望がピークだったのは30代前半だったかと。
(その割に絶対結婚に向かない人と付き合ってたけど)

なぜ結婚したかった理由は「幸せになりたいから」。
どんな結婚が幸せかは人によって違います。
●いつも一緒にいてくれる人がいるのが幸せ
●お金持ちの人と一緒になるのが幸せ
●仕事でもパートナー関係であることが幸せ
●一緒に子育てをしながらゆったり生活するのが幸せ
千差万別でしょう。

ただ、幸せになりたい気持ちは、誰でも共通なのだと思っていました。

だけど、その方と話した時に知った感情。
「結婚という、人間が当然のようにすることをちゃんとしないといけない」という気持ちから結婚のことを考えて辛い時期があったらしいのです。

なるほどな、と思いました。

今の世の中結婚だけが幸せの形ではないじゃないですか。
「結婚すれば幸せとは限らないんだから、結婚に拘る必要ないんじゃない?」と今までの人生で何人にも言ってきたし、Twitterでもそう発信したこともあります。

想像力が足りなかったな、と思いました。

結婚ができないと落ち込んでいる人は、「自分は不幸だ」と表現するかもしれませんが、その根底にある感情は「パートナーがいなくて寂しくて不幸だ」というものあれば、「皆が当たり前にしていることができない自分は、ちゃんとした人間じゃない」という人格的に不幸、という意味も含まれているのですね。

いや、不幸という感覚ではないかもしれません。
ある「べき」状態じゃなくて「不安」の方が合っている気がします。

何と言っていいのか今でも分からないのですが、すごく真面目な方だなと感じました。
物事の受け取り方がまっすぐで、真摯に向き合うからこそ、「ちゃんとしなければ」と責任感が強いからこそ、結婚についても悩みが深くなってしまう。

私の不真面目さを分けて差し上げたい(いらない)。

ちゃんと生きていくって大切なことですが、なにをもって「ちゃんとした人生なのか」ですね。

私が思うちゃんとした人生というのは「最期の時に自分で納得ができる人生」です。
もっと砕けた表現をすると「色々あったけど、楽しかったな!」と思える人生にしたいってこと。

周りの人から「ちゃんとしてるね」という評価があろうとなかろうと、それは私の最終的な納得にはあまり関係がありません。

自分のことを可愛がって最優先して、それと同じように自分の身近な大切な人たちを大切にしていけば、自然と周囲から慕われる人生になりますし、その輪を少しずつ広げていけばいいだけ。
「友達の友達は私の友達」的な?

真面目であることってすごいメリットです。
本当にそう思います。

ただ、真面目という矢印は外に向けるのではなく自分自身に向けてほしいです。
自分の心の声を真面目に聞いて対応してあげてほしい。
人に対して真面目さを発揮するのはその後で十分です。

「来世は雑草かもしれないしな。秒で抜き取られて草人生終わるかもしれないしな。人間に生まれることができたこの超絶ラッキーな人生を謳歌しないなんて、もったいない」
というガッツキ根性で、外野からの雑音は蹴散らして生きていきたい所存です。

私と話した優しいあの方も、ぜひ心臓に毛を生やしてほしい。

結婚か。
いやさ、人生で一回くらいはしてみたいなとは思うのですよ。
だけど、3カ月で嫌になって(嫌になられて)離婚しても「ま、いっか」くらいの軽い結婚がいいです。
やっぱり一生結婚はしないでしょうね。

それでは、また。


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