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踊りが好きだ

 といっても、レーザーギラギラのクラブでパリピ全開していたわけではない。昔ながらのオーソドックスな踊り、民俗芸能が好きなのだ。

 こう書くと身バレするが、東北にある某大学では民俗芸能研究会に所属し、東北各地の郷土芸能を踊り倒していた。代表的なのが「中野七頭舞(なかのななづまい)」である。

 道具を持ち衣装を着けて勇壮に踊る舞である。地元の岩手県岩泉町にまで習いに行った。人気は高く、色んな学校で学ばれているようだ。

 おかげで今だに中野七頭舞をサークルで踊っている夢を見る。自分は中退しているので、知らぬ間に違う踊りが加わっていて自分だけ踊れないとかいう、うなされる系の夢ばかり見てしまう。

 太鼓に鐘、笛の音を聞くと身体がうずいて仕方がない。身に染み付いているのだろう。大学では民踊だけではなく、和太鼓もやっていた。華麗なばち捌き、今では出来ないだろうね。

 ついでにアピール。「北上みちのく芸能まつり」は超オススメ!岩手県の民俗芸能が集結して、それはそれは見応えたっぷりなのだ。一度見てトリコになった。

 高知住まいだが、大学は遠い東北まで行って良かったと思う。仙台で暮らした4年間は夢のようだった。震災後は訪れていない。またいつか、東北の地を踏むことがあるだろうか。

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