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変な彼

 彼、というのか、珍友というのか。異性の親しい友人(?)がいる。名前はD。私はいつも「Dちゃん」と呼んでいる。彼は私を「猫足さん」と呼ぶ。

 彼は自閉スペクトラム症だ。私も広汎性発達障害だから、同じ発達障害を持っている。会い通じるものがあったのだろう。

 彼は、「トンチンカンでピンボケのチンチクリン」と陰でささやかれているのにも気がつかない。自分は常識人だと思い込んでいる。

 しかしだ。私に向かってこんなことを平気で言ってのける。たとえば、

「好きだとも可愛いとも思ったことがない」
「寂しいとか会いたいとか思わない」
「太った人は好きじゃない(ちなみに私は巨女である)」

ナンダトコノヤロー()

…まぁ彼曰く「あまのじゃく」だから、全部逆に受け止めた方がいいのかもしれない。もうちょっと素直になれんのかね、君!?

 人の家に来るたび、「お菓子は?」と催促し、開チン(!)し、それに飽きたら「では次はこの日に来るので」と予約して帰る。

 お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か?(横山ホットブラザーズ風に)

 彼の頭の中には「お菓子」「ち◯こ」「イヤイヤ」の3つくらいしか入っていないのだろう。精神年齢は小学生並みである。という私も、奴のどこに魅力を感じて付き合ったんだ!?

 彼の詳細はコチラ↓なんだかんだでお互い好きなんだ(ため息)。

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