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テレビ番組

 おこもり生活が続いた中で、昭和生まれにとって家の中での一番の娯楽といえば、やはりテレビを見ることだろう。テレビ番組全盛期に青春時代を過ごした我が両親も、ご多分にもれず一日中テレビにかじりついている。

 昔はサスペンスやアクション映画、刑事ものなんかをよく見てた。それが最近では、健康番組や時代劇にシフトしている。

 私にとっては非常にどうでもいい(!)「◯◯任侠伝」とか、いつも大音量(←ここ重要)で見るんですよね。「殺すぞこの野郎!」とか、大声で聞こえて来る。なんか恥ずかしいのは私だけか!?

 ところで、高知のご当地番組といえば。なんと言っても「公園通りのウィークエンド」!覚えている人、いるかな?…という私自身、あまり見たことが無いので、気の利いたコメントができないのだが(汗)。

 子どもの頃、なぜだかこの番組を見るのがすごい憧れだった。ウィキペディアを見ると、1991年から放送が開始されたとある。そうか、ちょうど塾に通い始めた頃と重なるな。

 ともかく、同級生が『公園通りのウィークエンドがよ〜』と話題にしているのが、すごく大人っぽくてカッコよかった。「ふぁ〜ま〜土居」さんとか、「高橋光」先生とか、番組ならではの有名人もいたぞ。

 余談だが、10年くらい前のこと。高知市で行われた防災フェスティバルにて。消防団が所有してる消防バイク(?)にまたがって記念撮影する私の背後を見ると…。

 なんとふぁ〜ま〜土居さんが写り込んでいるではないか!今も地域のために活動されてるんですかね?以上、高知人向けの地元ネタでした♪

 今の時代にウケるかどうかはともかく、万人が知ってる地域密着型のテレビ番組があったのは、とても貴重だと思う。

 近所の誰それさんが出たとかいう話題は、それこそ大ニュースだった。「公園通りのウィークエンド」は、夢物語であるテレビの世界と現実とをつなぐ、かけがえのないステージだった。

 今でも口ずさめるあのオープニング、『♪ぽっかぽかっ〜陽〜気の〜♪』。半ドンで学校が終わった後の、なんとなく心がわくわくする土曜日の夕方。懐かしい空気がよみがえってくる。
 

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