「はじめての山登り」小説始めます
はじめまして。猫と山と申します。
名前は単に猫と山が好きだからつけました。安直ですね。
山好き、といっても高い山をどんどん攻めるぜ!といった熱い感じではなく、大阪近郊の低山を日帰り温泉+道の駅込みで楽しもう、というスタンスです。
山に登るようになってから、登山小説や登山マンガを読むようになりました。マンガだと『山と食欲と私』や『山を渡る』、小説だと新田次郞さんが好きです。
ゆるーい登山小説があれば癒されるのになあ、と数年前からぼんやり思いつつ、本屋や図書館をのぞくのですが、いまだに見つけられていません。
低山を登るような「ゆるい感じ」で、登山初心者で、ときには山ごはん(つたない)を食べたり、誰かと一緒に登ったり…そして主人公は女性!
そういう小説が理想ですが、なんせ見つからない!
登山小説は、男性が主人公というパターンがとても多い気がします。女性が主人公、しかもそれほど登山に慣れていない、登山初心者のものとなると『山女日記』しか思いつきません(初心者と上級者が入り交じっていますが)。
『山女日記』は大好きで、家に文庫本もあります。が、全編にわたって女性の内面や本心が濃厚に描かれているので、ちょっと疲れているな、というときには正直手が伸びません……。
登山初心者のゆるい山小説、読みたいならもう自分で作るしかないかなあ。
そんなわけで、登山一年生の女性が主人公の登山小説を、自給自足することにしました。
主人公は30代になってから山登りを始めた女性。
ほぼ登山経験のない主人公が、失敗と経験を繰り返しながら、少しずつ少しずつ山と親しんでいく様子を描きます。
関西の山を中心に、ショートショートくらいの文章量で書いていく予定です。
お読み頂けたらうれしいです。よろしくお願いいたします。
サポートいただけたら、もれなく私が(うれしすぎて浮かれて)挙動不審になります!よろしくお願い致します!