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猫との引越し〜準備編〜

保護猫むぎが2歳になりました。ねこしるぞーです。
実は7月に転勤を命じられ、猫を連れて引越しをせざるをえない状況になりました。
むぎは県内ではありますが、一度引越しを経験しています。
今回は九州→東京とかなりの長距離移動となりますので、綿密に計画をして臨みます。
なるべく猫にストレスにならないようにと奮闘している飼い主の様子を記録していきますので、今後引越しがある方の参考になれば。


実際のスケジュール

荷出し前日(梱包日)

保護主さん宅にむぎを預かってもらう。
業者が来て、荷物を梱包。

荷出し当日

猫不在の状況で引越し業者を呼んで荷出し、退去完了。
市内のホテルに1人で宿泊。寂しい。

移動日

長距離の引越しなので、荷物が届くまで1日待機日生じる。
保護主さん宅にむぎを引き取りに行き、車(友人の送迎)で空港へ。
出発90分前には空港到着予定。航空会社にはペット事前予約済み。

飛行機搭乗・東京到着
空港に友人の車で迎えにきてもらい、ホテルへ移動。
猫と宿泊可能なホテルを手配。

荷入れ日

不動産屋に鍵を受け取りに行く。
ホテル→不動産屋 電車移動。
不動産屋から新居まで電車移動。
※電車移動の予定だが、暑さがひどい場合はタクシー利用も考慮。
新居でポータブルケージを組み立てる。
業者が来たら中に入ってもらい、空き部屋に避難。

スケジュールが決まるまで

引越しが決まったのが、実際に移動する1ヶ月半前。
そこから、
むぎを引き取った際にお世話になった保護主さん
いつもお世話になっていたペットシッターさん
徒歩圏内にあるかかりつけ獣医さん
東京にいる友人
等に相談をして、この計画が練られています。

移動手段の検討

引越しの際の移動手段としては、
飛行機
新幹線

が選択肢に入ってくると思います。

ぎりぎりまでどの手段を使うか、悩みました。

  • 飛行機

短時間で済むが、びびりなむぎは大きい音や暗い空間で不安になってしまうかもしれない。同じ空間にいれないのが精神的にきつい(飼い主が)。

  • 新幹線

長時間かかるが、一緒に車内にいれる。
但し、人の目が気になったりするストレスの懸念やケージから長時間出れないので水分補給のタイミングが難しい。

ポータブルケージ等の活用で人目を気にせずのびのびと移動できるが、複数人運転手がいるのが現実的。
数時間おきに休憩を挟むとなると移動に時間を要す。

このようなことを考慮しながら、最初は新幹線での移動を見据えてペットカートを購入していました。
カゴが取り外し可能で、車内ではカートを折り畳みできるようなタイプです。
なるべく一緒に移動したいと考えていたので、新幹線を選択していました。

購入したペットカート 
早速お気に入りのベッドに


ここで諸先輩方の意見も聞いて最終的には判断しようと、保護主さんとかかりつけの先生に相談をしました。
むぎの性格をよく分かっている方々なので、びびりな点も加味した上で
やはり移動は短時間にするのが好ましいこと
飛行機内では別々といえども、丁重に扱ってくれるということ
先生方の実際の搭乗経験
を聞いて、最終的には飛行機での移動を選択しました。
酔い止め等の薬はかかりつけの先生と相談し、なるべく身体に負担をかけないようにということで使用しないことにしました。
このへんはかかりつけの先生の考え方もあると思うので、よく相談するのがいいと思います。

また、真夏の移動になるためなるべく電車移動は減らしたほうがいいということで友人らの助けもあり、飛行機以外の殆どの移動は車移動となりました。
タクシーを利用するとなるとかなりの費用がかかるので、友人に感謝。(もちろん御礼はしています)。

宿泊場所の検討

今回、遠方への引越しになるので荷出しの翌日に荷入れとはならず、1日待機日が生じています。
荷出し日、待機日はホテルに宿泊しなければなりません。
さらに荷物の梱包も業者に依頼していたため、荷出しの前日に業者が梱包に来るというスケジュールとなっていました。
見知らぬ配送業者等が来るたびに隠れているむぎには毎日知らない人が大勢来るのはストレスなのでは・・・という懸念がありました。

当初の計画では、
梱包日→ポータブルケージに入れて風呂場に避難
荷出し日→同様に風呂場に避難、終了後近くのホテルに宿泊
待機日→東京へ移動、東京で宿泊
荷入れ日→新居に移動、ポータブルケージに入れて空き部屋に避難
と予定していました。

しかし、引越しの時期が夏休みに重なっていたり
そもそも猫を受け入れてくれるホテルも少ないため、
東京で猫と宿泊するホテルは確保できたものの荷出し日の宿泊先が見つからないというハプニングがありました。

ペットホテルに預けてしまうという選択肢も考えていましたが、
今回は保護主さんのご厚意に甘えて保護主さんの自宅で預かっていただくことになりました。
しかも、梱包日も業者が来るのでストレスだろうということで梱包日から2泊させてもらい、東京へ移動する日に引き取りに行くことになりました。
保護主さんとむぎは2年ぶりの再会となります。
殆ど覚えていないだろうということで、知らない人の家に行くのは結局ストレスがかかることなのかもしれませんが、
広々とした空間にいれること
猫を熟知した人に預かってもらえる安心感
があり、ご厚意に甘えさせていただく形になりました。
譲渡いただいてからも気にかけてくださっていた方なので、本当に有難いです。

持ち物

必須

飛行機用ケージ

フード
皿(使い慣れたやつ)
ポータブルトイレ
トイレシーツ
トイレ砂(使用済み)
ゴミ袋
身体拭きシート
ちゅーる(水分補給)
使い慣れた布、毛布

あればいいかも

ペットカート(電車移動用)
ポータブルケージ(ホテル、新居での避難用)
飼い主の服
おもちゃ
保冷剤 ※かじらないよう注意
冷感マット

考慮した点

諸先輩方のアドバイスを元に持ち物を準備しました。

飛行機でのケージは貸出してくれる場合もあります。
荷物軽減のため貸出も考えましたが、
・慣れた空間で移動してほしい
・犬の匂いがついていると落ち着かないのでは
・ケージを入れ替える際に脱走の危険性があるのでは
といったことを考慮し、持参しました。
飛行機予約の際に、持参か貸出か申請できます。
サイズや形も航空会社で規定されているので、今回新調しました。
暴れても壊れなさそうな丈夫なやつにしました。
自分の匂いをつけてもらうために、部屋に置いておいて慣れさせたり
使い慣れた布を敷きました。

飛行機用のケージの中

ホテルでの滞在中もなるべく自分や飼い主のの匂いがついたもので安心してもらうために布系は多めに用意。
人目が気になる時に目隠しにも使えます。
器やご飯、水飲み器もいつも使っているものを持参しました。

万が一吐いたり、粗相しても大丈夫なようにケージにはトイレシーツを敷いておきます。
身体拭きシート、トイレシーツは多めに持参するとなにかと便利です。

あとは暑さ対策。
無理矢理にでも水分補給をさせるためちゅーるを多めに持っていきます。
むぎはあんまり保冷剤や冷感シートは好きじゃないですが、念の為用意しました。
本当はあまり暑くない時間に移動できるように飛行機を夜にしたかったのですが、どうしても難しく・・・。
熱中症にならないように気を付けましょう。

飼い主の荷物よりむぎの荷物が多くなりましたが、
リュックとペットカートの下の段に乗せてなんとか運べそうです。
なんかあったら怖いので、どんどん荷物が増えますね、、笑

まとめ

こうして無事に最初に示したスケジュールとなりました。
人間1人猫1匹の引越しでしたが、多くの人に支えられた計画となっています。
毎日頭を悩ませながら計画を練り、ペットとの引越しの大変さを実感したわけですが、むぎのために動いてくれる人がたくさんいて幸せ者だなと思います。
次回、無事計画通りに引越しを終えられたのか・・・記録していきます。



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