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「1つだけ願い事を叶えてあげるって言われたら何をお願いする?」の回答はコレしかない


誰でも今まで1回は聞かれた事があるだろう、このどーでもいい「もしも話」


他にも「もし無人島にひとつだけ持って行くなら何を持って行く?」とか、「もし宝くじが当たったらどーする?」などが挙げられる。

その中で今回は「もしも魔法使いに、何でも願い事をひとつだけ叶えてあげるよ、まじで何でもいいよ」って言われたら何をお願いする?って話。



ちなみに、この手の「もしも」の話には全く興味がない。

もちろんね、仲間内で集まっている時に楽しい会話を繰り広げるための話題のひとつだって事もちゃんと分かってるのよ。

ホントにちょっとした「もしも」の話とかも気軽にするものだしね。
もし100円拾ったらどうする?交番に届ける?
もし旦那が浮気してたらどうする?離婚する?
みたいなね。


だけど、そもそも自分に起こりえない「もしも」の話に興味がないからしょうがない。そうそう100円も落ちてないし旦那もいないし欲しくもない。
それより現実をなんとかしたいわけ。夢見てるお年頃じゃないわけ。
毎日の生活でいっぱいいっぱいなんですよ。
手のかかるネコさんもいるんですよ。


そしてそんな時の「えー、私はね~」っていう人の回答もどーでもいい。興味がない。
なぜなら、特にひねった面白い回答を聞く事はできないからだ。
すんごいつまらない誰でも考え付くようなどーでもいい回答のオンパレードが続くだけ。


そして、その話題を振ってきたヤツは大体が自分の答えをすでに用意していたりする。
ちょっとだけ、「おお、なるほど」とか「あー、それがあったか」とか思われそうな答えを。

要は、その他の人の回答に対してマウントを取りたかったりするからこの話題を振るのだ。

そういう人は分かりやすい。
誰かの回答が自分の用意していたものより優れていた場合は難癖をつけるからだ。なんとかして蹴落とそうとしてくる。
答えたあとに「それはダメだよ」と、いきなり条件を付け始めたりするのだ。
条件というものは事前に伝えておくべき事なのに。そう言うおまえの「それ」がダメなんだよ、と言いたくなる。


だから私は事前に必ず条件を聞くと決めている。
「ホントになんでもいいの?答えてからそれは無し、とか言わないよね?」と。
答えてから文句言ってくる事は絶対にないんだよね?と。

これはダメだよってのがあるなら先に言っておいて、と。

なぜなら私には「クソーそれがあったか、悔しい」と思わせられる答えがあるからだ。



だけどその答えを思いついてからはその質問をされていない。
なんという事だ。
そうか。もしも話で盛り上がるなんて事は、もう十代や二十代の頃に終わっているのだ。早い人は義務教育の段階で終わっているのだろう。
大人になってからそんな話題を振ったところで「いや、もしも話をする年じゃないだろ」と言われ、「話題がないつまらないヤツ」と思われ、鼻で笑われて回答すらしてもらえないだろう。
いい年して今その話題なの?となってしまうから誰も聞いてこないのだ。


いつの間にかみんな大人になっていたんだね。


でもちょっと待って。
私が用意しておいたぐうの音も出ない回答はどうなるの。
永遠にお蔵入りになるって事なのか。

まあ、別にいいんだけどね。
寝る間も惜しんで、考えに考え抜いてやっと見つけた答え、とかじゃないし。
普通に「これしかなくね?」って、割とすぐに思いついた事だし。


ただ。1回くらい、その他の人の回答に対してマウントを取りたい、って思っちゃった。


もしも話をされなくなってから数十年。
あんなに嫌いだった「もしも話」をしてくるヤツにおれはなる!




もしも魔法使いに、「何でも願い事をひとつだけ叶えてあげるよ、まじで何でもいいよ」
と、言われたらあなたは何をお願いしますか?

お金ですか?
容姿ですか?
権力ですか?
不老不死ですか?
亡くなった人に会いたいですか?
嫌いな人間をこの世から消しますか?
空を飛びたいですか?
過去に戻りますか?
未来に行ってみますか?
好きな芸能人と結婚しますか?
透明人間になりますか?
憧れている人と入れ替わりますか?
動物と会話をしますか?

それでいいですか?



条件は「願い事はひとつだけ」です。

ふふふ。



きちんと回答していますが、あまりマジメに捉えずにちょっとした暇つぶしやネタになる話だと思って楽しんでください。



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