のり弁当は、負け弁当だ。
こんにちは、こんばんは。
そして、おはようございます。一期です。
僕はコンビニ弁当が好きです。幕の内弁当から始まり、生姜焼き弁当、から揚げ弁当、ハンバーグ弁当など。豊富な種類で、ご飯を作ることがめんどうな人にとっては救世主みたいなものだ。
僕は料理が嫌いなわけじゃないけど、料理をするのが面倒な日がたまにやってくるので、そんな日はコンビニ弁当で済ませている。
その中でも、一際目立つお弁当がある。
『のり弁当』だ。
安い・美味い・好きなおかずだけしか入ってない。
この完璧3拍子から、僕は「のり弁当は、負け弁当」と言っている。
この「負け」というのは弁当に対して悪く言っているのではない。自分がこの3拍子にまんまとハマってしまう「己の負け」を意味して言っている。でも、これを言うと「何言ってるか意味がわからない」と一蹴されてしまってばかりだ。
300~400円ほどの値段で唐揚げ、白身魚のフライ、コロッケ、ちくわの礒辺揚げ。時には焼きそばが入ったのり弁当もある。まさに至高のお弁当と言っても過言ではないだろう。
僕はついついこのお弁当を手に取ってはレジに向かい、会計をしている時に「今日も負けたよ・・・」と心の中で唱えながら支払いを済ませている。
どうして、のり弁当はこんなに美味しいのだろうか。単純にカロリーが高いから満腹になって満足するからなのだろうか。好きなおかずがところ狭しと詰められているからなのだろうか。
ただ、これだけ美化されているのり弁当だが、貧しい気持ちは拭えないということだけは覚えておいてほしい。たまに、レストランなどで外食をすると、世の中にはこんなにも美味しい料理があったのかと痛感するからだ。
そういった意味でも「負け」を象徴させてくれるのり弁当に、僕は感謝をしているのだ。でも僕は負けたままでもいいと思っている。自分の好きなものだから、それを受け入れて生きているのだから。。。
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