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十和田市現代美術館 2021.01.27

先日、二度目の十和田市現代美術館に行ってきました。

まず美術館に入る前に待ち構えているのはカラフルなお花でできた大きな馬

「フラワー・ホース」



なんと高さは5.5mもあります。

道路を挟んだ向かいにはアート広場があり、まるで違う世界に来たような不思議な気持ちになります。

十和田現代美術館は33組のアーティストによる38点の常設展示があります。

今回はその中からお気に入りを2つ紹介させてください。

1.スタンディング・ウーマン

最初の展示室に入ると遭遇するのはこの大きな彫刻。

高さ4メートル近くの女性像の迫力に圧倒されますが、私のお気に入りポイントはそのリアルさです。

顔のしわ、透き通る青い血管、髪の毛、そして表情。

恐ろしいほど精巧な彫刻で注目を集めた作者ミュエクのすごさが伝わってきます。

作品のモデルはだれだろう?と気になる方も多いと思いますが、彼の制作しているのは架空の人物のようです。


2.ロケーション(5)

真っ暗な入口を突き進むとそこは夜のレストランです。

天井からつるされたオレンジ色のライトにてらされたテーブル。

席に着き窓を見ると高速道路がどこまでも続いています。

部屋の奥には公衆電話があり、店内には不思議なBGMが流れています。

あまり人気のない静かな高架のレストランのようですが、なぜだか心が落ち着く不思議な作品です。


このほかの常設展示や企画展示どれも面白かったです。

青森に来た際にはぜひ行ってほしい美術館です。

https://towadaartcenter.com/



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