自己破産しようと思ったきっかけと、最初の一歩。

はじめに

私の現在の状況はというと、
2024年の3月に自己破産の免責許可決定が確定し
破産手続きはすべて終了しました。
現在は分割にしていただいた弁護士費用の支払いが残っている状態です。

そして今回は
自己破産しようと思ったきっかけのできごとと
その後どうしたのか、最初の一歩について
書いていきたいと思います。

※最後まで無料で読めます。

自己破産しようと思ったきっかけ

きっかけは2023年のお正月。
実家に帰省したときの家族との会話でした。

それはスマホの機種変更の話をしていたときのこと。

「5万円なら一括で払えるよね」

そう話す家族の言葉に耳を疑った私。

5万円なら一括で払える？
え？
私はスマホを買うとき、当然の如く分割だし、
スマホじゃなくても5万円のものを買うときは
カードで払って、
あとから分割 or リボ払いに変更しているのに・・・！
何なら5万円より安くてもカード払いしているのに・・・！

そんなことを思いながら聞いていて、
家族と私の金銭感覚が全然違うということに衝撃を覚えました。

5万円のものを現金で購入できる経済力。
それが私にはない。

カード払いがダメとかではなくて、
5万円のものを現金で購入できるようになりたい！

そう思うようにもなりました。

最初の一歩

この当時、私は借金があることを相談している人はいませんでした。
夫は私に金銭的余裕がないこと、
キャッシングをしていることなどは気づいていたみたいで、
借金があることも話していたけれど、
具体的にいくら借金をしているかは伝えていませんでした。

そして、私自身もいくら借金があるのかを知りませんでした。

自転車操業をするようになって、
消費者金融にも申し込みをして借りるようになって、
毎月の返済額は把握しているけれど、
どこからいくら借りているのかはきちんと把握していない状況だったのです。
 
こういうのって、なかなか相談できる人がいないですよね。

親には言えないし、
夫にも全部は言えない。

どうしよう？と思ったときに浮かんだのは
契約している生命保険会社の担当プランナーさんでした。

実は私、
生命保険の契約者貸付も満額借りていて、
かつ毎月の保険料の支払いもできていないんです。
 
だから担当のプランナーさんにも連絡しにくくなっていたのですが、
思い切ってメールしてみました。

といっても、いきなり
「借金が返済できなくて困っているので相談したい」
なんてメールする勇気はなかったので、

「現在契約中の保険のことで相談したいことがある」
という感じでメールしました。

現在保険料の支払いができていなくて、
契約者貸付も高額になっていて返済するのが難しいと感じている。
解約や契約し直しなども含めて保険を見直したい。

こんな内容メールを送信。
日程を調整して、後日会う約束をしました。

そして待ち合わせ当日。
契約している保険のことはもちろん、
今借金がたくさんあって苦しいことも打ち明けました。

担当のプランナーさんはサッパリした性格の年上の女性で、
気さくで話しやすい方。
そして、良し悪しをはっきりと指摘してくれる方でもあります。

まず、現在契約中の保険の見直しについて。
今契約している保険は大学卒業後すぐくらいに契約したものが2つ。
いろいろ話を聞いて、1つを解約することにしました。

契約してから10年以上経っているので
契約者貸付を利用していなかったら解約返戻金も結構な金額になっていたのですが、
契約者貸付を満額まで利用していたので、
解約して後日返金されるお金は12万円ほど。

このお金どうするの？と聞かれ、
返済に充てる旨を答え、
そうだよね。と言われる。
確かそんなやり取りをしたなぁという記憶があります。

そして借金の話へ。

弁護士に相談したほうがいい。
借金は離婚の原因にもなる。
旦那さんにもきちんと話さないといけない。
これは夫婦の問題。

というようなことをハッキリと指摘してくださいました。
担当しているお客様の数も多いので、
私と同じような人もたくさんいるとも教えてもらいました。

そうかー。やっぱりそうだよね。
と、改めて現実を突きつけられる私。

そして、
知り合いの弁護士先生を紹介してあげるからと言われ、
紹介してもらうことにした私。

・今までに使った金額
・自分の1ヶ月分の給料
・旦那の1ヶ月分の給料
この3つをまとめてプランナーさんにメールする約束をしてこの日は解散しました。

ここまで来たらもう後戻りはできないし、
後戻りはしたくない。
ここから一歩進まないと何も変わらない。

この日を皮切りに、
自己破産へ向けて歩みを進めていくこととなります。

まとめ

自己破産しようと思ったきっかけは
実家に帰省したときに家族が言った
「5万円なら一括で払えるよね」という一言でした。

そして、
「5万円のものを現金で購入できる経済力が私にはない」という現実と、
「5万円のものを現金で購入できるようになりたい！」という気持ちもあって、
「このままじゃいけない、なんとかしたい」と思うようになりました。

やっとスタートラインに立った感じですね。

借金について最初に相談したのは
契約している生命保険の担当プランナーさんでした。

保険の見直しをしたいと伝え、
直接会って借金の話も聞いてもらいました。

気負わずに話ができて、
第三者の正論が聞けて、
最初に相談したのがプランナーさんでよかったなと思っています。

おわりに

今回のお話はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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