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ミナペルホネン つづく展  〜お魚くわえた踊らない猫〜

ミナペルホネンのつづく展へ行ってきました。

こんにちは、踊らない猫です。

ミナペルホネンを知ったのはいつの頃だったか、、もう思い出せないけれど、初めて見たときの衝撃は忘れられないです。な、なんて素敵な...!!もうそれしか言葉が出なくて。あまりにも自分好みのものに出会うと急激に目が熱くなって涙目になるのですが、まさにそれでした。

そもそもの入り口はブルーマーク(当時)の菊地敦己さんのデザインからだったような気がします。菊地さん→サリースコット→皆川明さん→ミナペルホネンの流れかなあ。当時の菊地さんのサリースコットのシーズンカタログやDM、ショッパー等がほんとうにかわいくて...。あ、これはまたの機会に書きたい。

そうして出会った皆川明さんのミナペルホネン。テキスタイルのどれをみてもこだわりが感じられて、洋服たちはみんな「ザ・大量生産」の洋服とは真逆の佇まいです。ミナペルホネンの服が似合うような顔ではない(主観)ので、いつも遠くで見ているばかりですが周辺の雑貨などはすべからくチェックしています。

今回の展示では、こだわりまくりの制作過程や制作物(洋服や家具やその他プロダクト、建築物まで!)を余すところなく見ることができます。いやほんとに手間かかりすぎじゃない?!ってなりました。。

皆川さんのスケッチや構想のためのノートなどの貴重な展示もされていて、ひとつひとつに並々ならぬ思いやユニークな想像力が込められていることがわかります。巡回しているとぽつぽつと皆川さんの印象的な言葉が壁面に掲示されていて、それを見て「うーむ、深い!」(言い方...)などと呟きつつ、まさに眼福の展覧会でした。

かわいいだけじゃない、根底にある「本当によいもの」。決して安くはないこの洋服たちは、きっといろんな人たちにずっとずっと大切に着てもらっていくんだろうなあと感じました。

展覧会場の最後にはミナペルホネンのショップもありました。私が美術館に到着したときにはショップの入り口に行列ができていたのですが、展示をみている間にすこし人もはけたようで、私がショップへ到着するころにはゆったり店内を見られる程度になっていました。(16〜17時ごろ)

いや〜ほんと、グッズがさあ、全部かわいいんだよなあああああああ!!!物欲との戦いに疲労困憊しました。だってさーあれもこれも、、はあ...素敵。。

それはショップにいた人たちはみんな同様のようで、何周もショップ内を回遊する女性たち...(男性はひとりもいなかったかも)。私も何周もイワシのように回遊しましたけどね。踊らない猫(私)も踊らんばかりの興奮状態でしたけどね。

悩みに悩みましたが、ポストカード他少々と同行者と色違いでお魚のバッジを購入しました(回遊魚だけに?)。さっそくお互いに胸元と襟元につけて、満面の笑みで会場を後にしました。

目も潤ってほんとうに素敵な週末になりました。お魚のバッジも大切にします。お魚くわえた踊らない猫、展覧会の感想レポでした。


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