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恋人の初恋知りたいですか…?

6月になりましたね。本来なら毎月1日は映画を映画館で観に行くのが楽しみの一つでしたが、昨年よりこの楽しみは封印中。
残念ですが、もうしばらく続きそうです。

そんなことも有りましたが、気を取り戻して今回の記事は映画書評です。

さて今回の一作は
Love Letterです。

今回の結論
恋人の初恋に嫉妬しますか…?
記事ネタバレ含みますので、まだ観ていない方は閲覧注意です。

誰にも忘れられない想いあります

ファーストカットは雪原に横になり空を見上げ、渡辺博子はかつてのフィアンセの3回忌に向うのでした。

Q:もしあなたの恋人もしくは婚約者が亡くなったらどうでしょうか?
A:①忘れて新たな出会いを求める
 ②いつまでも忘れられずにいる
 ③恋人を追って…する

色んな答えが有るでしょうね。
ちなみにストレスランキングなるものが有りまして1位から10位までは
以下になるようです。


皆さんもある程度内容などについて予想出来たと思いますが
1~3位は死にまつわるものです。
ちなみに11位に恋人との別れだそうです。

人との出会い別れは必ず有ります。それが最愛の人となるとその想いはこの上ないものになるでしょう。

これまでの人生で同姓同名の人と出会いましたか?

私はこれまで会った人の中で、残念ながら同姓or同名いずれしかなく、
どちらかが同じだけでも”すごーい”と思っていました。
映画のキャラ設定なので、どの様にも作れますがこの作品を観ていくうちにそのキャラが自然と溶け込んできます。

藤井樹(ふじい いつき)
この名前を読んで男性?女性?どちらだと思いますか?

作中の登場人物ですが、実はどちらでも有ります。この二人の藤井樹が時空を超えて織りなす物語がこの映画なのです。

友達以上恋人未満

このフレーズありきたりですが、この状態も皆さんにも経験あるのでしょうね。いろんなパタン考えられます。

①本人は好きだけど相手は友達と思っている
→これは切ないです🥺
②相手が自分を好きだが、自分は友達と思っている
→鈍感な私?相手は切ないねー😥
③両者友達?
→このバランスいつ変わるか?😏




初恋の時期。人それぞれですね。きっと目覚めは女性の方が早いのかな?
幼稚園?
小学低学年?
小学高学年?
中学、高校、それ以降…
出会う時期は様々ですね。

また住んでいる場所なんかも影響有りますね。
都会?地方?日本?外国?

そんなことを振り返って考えてみると、
初恋の相手として出会う人は本当に奇跡ではないでしょうか。

卒業アルバム

今なお大切に持っている方、そうでない方いるでしょうね。

私の高校時代までは氏名、住所、電話番号は載っていましたが、今は個人情報保護のため、住所、電話番号は載せてないのでしょうか?

もし載っているアルバムを持っているのなら、一度は卒業後好きだった?
気になっていた人の情報はきっと見たでしょうか?
(私はもちろん見ましたよ!!😁)

時間の経過と共に情報は古くなり、共通の友達が所在を知っていれば繋がるでしょうが、進学、就職を機に引っ越しなどから、電話を掛けても繋がらず、手紙を出しても届かないなんてことから、やがては音信不通になっていきます。
今ならSNSが有るから、その確率は低いでしょうね(時代を感じます😅)

今と過去の狭間に

渡辺博子が3回忌後藤井樹の家に行き、彼の母親から見せられた卒業アルバム。ページを読み進めると、かつての彼の顔が有り、当時の顔、今と比べて面影を感じます。
更に読み進めると住所録が目に留まります。
博子は住所を書き写し、載っていたかつての彼の住所に手紙を送ります。

その行為は、今なおその場所に樹が住んでいたら(そんなことは決して無いのですが…)
など、興味本位の様に書く描写が描かれています。

投函後、しばらくして博子のもとに手紙が届きます。
それは藤井樹より…

びっくりして中を開けて読みます。
そうして物語は進んで行きます。

今は亡くなり居ないはずの人から届く手紙
この文だけを読んだらまるでオカルト話でしょうね。
だけど違う…

綴られた手紙は中学生時代の樹の記憶
それは博子が知らない彼の記憶


そして過去から今へつながるラストへ

後は本編を観てください

あとがき

如何だったでしょか?
最近個人的に休日の小樽散策がマイブームになっていまして
JR朝里駅
小樽の街並み
海沿い山沿いを歩くとこの映画の場面が蘇ります。

クレジット
公開日:1995年3月25日
上映時間:1時間 58分
監督:岩井俊二
キャスト:中山美穂 酒井美紀 柏原崇 豊川悦司など

現在から過去そして現在へと記憶と思い出の記録
そして伝えられなかった想い…

誰にも知られたくない秘密一つや二つあります。けれど、好きな人の過去、特に恋愛にまつわることは知りたいと思います。

作中秋葉が博子にプロポーズするシーン。
けれど、未だ樹のことが忘れられないことにお互いの距離が縮まらない。
秋葉は改めてかつて樹が亡くなった山の麓へ博子を連れて行きます。

その朝晴れ渡った山並みを秋葉は博子に見せます。

そして、博子はこれまでの想いに感謝と樹に対する訣別を伝えて映画は終わります。

死んだ者、生涯忘れられない想い、それらを全て抱えて新たな人生と言う名の旅を二人でしていく。

今辛いこと苦しいことを抱えている方、きっと多くいるのでしょう。
時間が解決する...
と言われます。そうでしょう、心が強い人なら。だけど、そんな人ばかりではないと思います。

過去は変えられません。
ただ、未来はあなた次第です。
そんなことを考えながら記事を終えます。

最後に

あなたは恋人の初恋に嫉妬しますか…?

その想いのまま先に進めますか?

新たな未来のため...出来ることは?



今回はここまでです

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次の記事で会いましょう。

サポートしていただける方へ、大変ありがたく思います。今後の創作、記事への執筆活動の励みと勇気を頂けると思いますので、よろしくお願いします🎵